訪問ありがとうございます。
3歳のやんちゃボーイの育児に奮闘しながら、ベビーマッサージ講師とベビーシッターをしているふわりですニコニコ
ベビマはリクエストがあれば開催しますハート
たまに告知記事もありますが、基本的には、1人のママとして書いています。
少数派の育児だったことで、その体験を発信することで、一部のママ達のお役にたてればと思って書いています。



久しぶりのブログになりました。
コロナ自粛が大変だったり、幼稚園選びで難航してたり…

今回は、私たち親子の、ゆるりとした、おっぱい卒業の記録です。
まだまだ日本では1歳代で断乳する方が多く、そのレポートはたくさんありますが、2~3歳での断乳レポートは少ないと思うので、同じような方の参考になればと思い、公開することにしました。


元々はこんなに長く飲ませるつもりはなかったのだけど、息子がおっぱい大好きっ子で、大泣きさせてまで取り上げることに抵抗があったので、卒乳を目指していました。
断乳するのは本意ではなかったけど、3歳という節目に卒業させることに決めました。
わたしの授乳への想いや、夜間断乳のレポートは過去記事で、授乳のテーマで分類しているので、興味のある方はご覧ください。
(後程リンクが貼れたらやってみます)



この半年は、少し気持ちが卒乳に向かってる発言や行動もあったものの、変わらないペースで飲み続けました。

断乳前の状況としては
朝6時頃
(朝ごはんの時)
(遊んでる合間)
(昼食時)
(お昼寝前)
お昼寝の途中、一回起きて飲んで、また寝る
お昼寝の寝起き
夕飯時
寝る前
多い日は、この9回。

( )は、家にいると飲む感じ。いつからだろう?外では飲まないという約束をしていました。
忘れている訳ではなくて「おっぱい飲みたくなっちゃったから、もう帰ろう」とか、よく言ってました。

一回に飲む量も多くて、ゴクゴクと飲む音や、母乳が出るシュコーという音を聞こえるくらいだし、吸い付いてる時間も長かった。

そんな感じなので、かなり泣くだろうと思ったし、胸の張り方も大変なことになるだろうと覚悟してました。
特に、寝起きと、お昼寝の間が心配でした。
寝ぼけてるので、それはもう必死で本能的。「これはレ○プですか?」というくらいの強引さで、服を脱がされてました。

3歳まで飲ませても結局こうなるんか…(大泣きされて取り上げる)と、少し悲しい思いもありました。

とにもかくにも、私たちらしい卒業にしようとずっと思っていました。後悔のないように。わたしも、息子も、心がついていけるものにしようと思っていました。
そう思ったのは、相模原市で活動されている助産師の在川さんとの出会いのおかげです。
卒乳お話し会でお聞きした話、お土産にいただいた小冊子に載っていた、何組かの親子の卒乳ストーリー、ブログで書かれていたご自身のお子さんとの卒乳の話から、わたしも、息子も無理をしなくて良いんだと知りました。


【準備編】
卒乳講座や、他の人の経験談では、本人への予告は1~2週間前と聞きますが、我が家では、年齢と本人の理解力、気持ちを考えて、早めに心の準備をさせることにしました。
まずは2ヶ月位前(もっとだったかな?)から、時々「3歳になったらおっぱい飲まないよ」と伝えてきました。本人も、比較的乗り気でした。
まだまだ赤ちゃんだもん!というアピールが多かったので、そういう意味では抵抗していたけど、本当に飲めなくなる実感がなかったと思います。

3歳になったら…と書きましたが、3月から身内の誕生日が続いて、誕生日というものが少し分かってきたので、正確には「ハッピーバースデーしたら」という言い方をしていました。

その流れで、わたしの気持ちとして、今年は手作りのケーキ(バター、生クリーム不使用)ではなく、市販のケーキを食べさせようと決めました。生クリームデビューです。
本当は、まだ食べさせたくなかったけど、息子の頑張りを応援する気持ちで、自ら独断で決めました。

本格的な予告をしたのは1ヶ月前。
誕生日ケーキと引き換えに卒業するという感じに話を持っていきました。

そして、プレ幼稚園でもらった歯磨きのシールがちょうど1ヶ月分だったので、そのシールを活用して、毎日カレンダーにシールを貼って、カウントダウンしていきました。
(あえて、好きなキャラクターのシールを買うのは避けました。嫌な思い出と関連付けたくなかった為)

以上のように、予告はしてきましたが、プレッシャーを与えないように、最後の短い期間を気持ちよく、心置きなく飲めるように、イヤミみたいな事は言わないようにしてきました。夫がからかった時は、やめてと言いました。
(頻繁に長時間飲まれてイライラする時は、「疲れちゃったから、(またはヒリヒリだから)おしまいにして」と言ってました)


カウントダウンの1ヶ月の間に、何度かスマホで自撮りしました。これは、私自身のためです。3月に書いたように、わたしにとって、授乳タイムは「極上の幸せ」でした。

最近は、プロによる授乳フォトというジャンルも出てきていますが、不快に思う人もいるだろうし、プライベートゾーンである胸を写す事に批判の声もあると思います。
でも、SNSに公開する訳でも、人に見せる訳でもありません。いつか子どもは巣立つと思うと、自分の人生の軌跡として残したいと思いました。
消すことはいつでもできるけど、終わってから撮っておけば良かったと思っても戻れないから、後悔したくありませんでした。
(わたしにとっても「卒乳」であり、切なさ、寂しさがあったからかな)
でも、夫に撮影してくれと頼むこともなく、ひっそり撮りました。

寝る前だと部屋が暗いですし、自撮りなので、なかなかうまく撮れなかったけど、1度だけ、授乳の時だけに見せるうれしそうな顔を撮ることができたので、満足しています。

そして、最後の授乳は、一連の流れを残したかったので、ホームビデオをセットして撮影しました。


他にも、この1ヶ月は、何度も感謝を伝えてきました。「3年間いっぱい飲んでくれて、ありがとう。ママのおっぱいを大好きになってくれてありがとう。うれしかったよ」と。
産まれたばかりの頃は、うまく飲めなかったこと、上手に飲めるようになってきて、うれしかったこと、赤ちゃんにおっぱいを飲ませるのが夢だったこと等もおはなししました。


授乳の回数を減らすことはしませんでしたが、断乳後に張るのが怖かったので、一週間前位から、自分の食事は少し減らしたり、やや粗食を心がけ、おやつもできるだけ食べないようにはしました。


つづきます。