またまたしばらく更新していなかったら、色々新しい機種が出ましたね。今回はロックミシンのお話。
過去ロックミシンの記事をいくつか書きましたが、だいぶ改良されたマイナーチェンジモデルが出ていましたので、それらを比較しながらちょっと書いてみました。
基本的にはベビーロックさんから出ている衣縫人シリーズがオススメです。
糸取物語は糸調子が自動ですが、ロックミシンの場合細かな調整が必要になるシーンが多いので、手動糸調子の衣縫人シリーズの方が綺麗に縫える確率が高いです。
以前の記事で、メスと針の距離に関して書きました。
この距離が短いほどカーブに強く直線に弱い。逆に長いほどカーブに弱く直線に強い。という記事なんですけど…
どうも最近、カーブに強く直線に強い機種が出た模様です。
まず、メスと針の距離に関しては短くして(EXシリーズ仕様)カーブの際の最小回転半径を小さくしています。そして直線縫い(曲線でも生じ得ますが)そこで生じるシワ等の処理を抑え金を長くして解決しています。
衣縫人BL5700EXS
こちら販売サイトへ飛んでいただければ、詳しく書いてありますが
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.mishin-shop.co.jp%2Fimg%2Fbaby%2Fbl5700exs.jpg)
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww13.a8.net%2F0.gif%3Fa8mat%3D1BTAJP%2BLGDU%2B1F2M%2BBWGDT)
特製押さえ金
![$ミシンの買い方、選び方!](https://stat.ameba.jp/user_images/20110121/00/wata007/3e/c8/j/t02200293_0300040010995641833.jpg?caw=800)
この押さえ金の長さを長くすることによって、直線での安定性の確保だけでなく、押さえ金のTOPを押し上げやすくし、縫っている途中に発生するシワ・ズレを管単に修正出来ます。テコの原理なので、支点からの距離が長いほど楽に持ち上がります。(従来品だとかなり力が必要となります)
縫い終わりの生地の上下をピタリと合わせたい時は
![$ミシンの買い方、選び方!](https://stat.ameba.jp/user_images/20110121/00/wata007/83/58/j/t02200155_0350024610995649017.jpg?caw=800)
このように押さえ金の先端を押し上げてやればOK。
シワ・ズレ・ネジレの修正のテクニック
カーブでも、シワ・ズレ・ネジレが生じたら
![$ミシンの買い方、選び方!](https://stat.ameba.jp/user_images/20110121/00/wata007/9d/9a/j/t02200155_0350024610995652854.jpg?caw=800)
差動を利用を利用しながら、押さえ金の先端をちょい持ち上げればこの通り
![$ミシンの買い方、選び方!](https://stat.ameba.jp/user_images/20110121/00/wata007/4f/b7/j/t02200155_0350024610995652855.jpg?caw=800)
フットコントローラーも、通常と違い大きく
![$ミシンの買い方、選び方!](https://stat.ameba.jp/user_images/20110121/00/wata007/55/f5/j/t02200201_0350032010995659378.jpg?caw=800)
2段階(HIGH・LOW)のスピードコントロールスイッチが付いているので
![$ミシンの買い方、選び方!](https://stat.ameba.jp/user_images/20110121/00/wata007/8c/9c/j/t02200104_0350016510995662179.jpg?caw=800)
カーブ縫いの時にゆっくりなスピードにセットすれば、とても奇麗に仕上ります。
巻きロックを縫う時はHIGHで一気にすそ引きは、LOWでゆっくり縫うのがコツなんですが、このスイッチが付いていないと、カーブ縫いの際に微妙な踏み加減を維持しなければなりません。足、疲れます…
LOWにセットしてべた踏みした方が、手元に集中出来るので便利ですよ。
巻きロックをする時はスピード切替をHIGHにすると密度の濃いきれいな縫い目となります。
基本的な構造は衣縫人BL-57から大きく変わっていないのですが、細かいマイナーチェンジをすることで、より使いやすくなっています。
類似機種に衣縫人BL-57EXSという機種がありますが衣縫人BL-5700EXSとの違いは、
BL-57EXS:通常の押さえ金 左側サイドカバーが開く フットコントローラーが小さく無段階
BL-5700EXS:押さえ金が長い 左側サイドカバーが開かない 2段階大型フットコントローラー
となります。
サイドカバーの開閉の有無ですが、開閉することで確かにちょっとした掃除は便利になりますが、左側サイドカバーが開いただけでは掃除できる部分が針下だけに限られてしまうのと、その分強度不足や開閉装置そのものが壊れる弊害もありますので、一長一短です。
ロックミシンの掃除の方法は、こちら様のBlogに詳しく書いてありますので、既にお持ちの方は一度キチンと掃除してみると良いでしょう。
http://mishin-hos.com/2008/01/post_24.html
元々の機種 BL-57が優れたミシンなので、年々マイナーチェンジを繰り返し型番がややこしくなっています。
この型番の読み方ですが
BL-5700EXS
BL:ベビーロックの略
57:シリーズ名
00:店舗オリジナル仕様番号(サイドカバー除去 オリジナル抑え金、大型フットコントローラー)
EX:メスと針の距離が短い機種に付加される記号
S:糸取物語系の針穴糸通し仕様 及び 針板部材質をスチール素材にしたモデル
という事になります。
BL-57EXSも良いロックミシンなのですが、BL-5700EXSの方がより使う人のアイデアが生かされた仕様であることが伺えます。
一応念のため
BL-57やBL-57EXやBL-E1S(輸出仕様のBL-57)をお持ちの方、わざわざ買い換える必要はありません。
ただ、修理不能なまでに壊れたならBL-5700EXSをオススメします。(‐^▽^‐)
初めてロックミシンを買う方や、1本針3本糸のロックミシンからのバージョンアップを狙う方は、ぜひオススメします。基本的な構造はBL-57と殆ど同じなので(若干部品が違う部分があるだけ)購買後のメンテナンスも、どこでも出来ます。(基本的には保障期間中は買ったお店で修理するんだけどね)
特に初めての方は、そんなに高くならないので、ベビーロック・衣縫人・糸取物語用アタッチメント6点セットを一緒に買っておくと便利です。(途中から揃えようとしても、なかなかお店に在庫がありませんからね)
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww21.a8.net%2Fsvt%2Fbgt%3Faid%3D080308645001%26wid%3D001%26eno%3D01%26mid%3Ds00000006619001023000%26mc%3D1)
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww19.a8.net%2F0.gif%3Fa8mat%3D1BTAJP%2BLGDU%2B1F2M%2B639IP)
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww21.a8.net%2Fsvt%2Fbgt%3Faid%3D080308645001%26wid%3D001%26eno%3D01%26mid%3Ds00000006619001025000%26mc%3D1)
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww17.a8.net%2F0.gif%3Fa8mat%3D1BTAJP%2BLGDU%2B1F2M%2B63OY9)
過去ロックミシンの記事をいくつか書きましたが、だいぶ改良されたマイナーチェンジモデルが出ていましたので、それらを比較しながらちょっと書いてみました。
基本的にはベビーロックさんから出ている衣縫人シリーズがオススメです。
糸取物語は糸調子が自動ですが、ロックミシンの場合細かな調整が必要になるシーンが多いので、手動糸調子の衣縫人シリーズの方が綺麗に縫える確率が高いです。
以前の記事で、メスと針の距離に関して書きました。
この距離が短いほどカーブに強く直線に弱い。逆に長いほどカーブに弱く直線に強い。という記事なんですけど…
どうも最近、カーブに強く直線に強い機種が出た模様です。
まず、メスと針の距離に関しては短くして(EXシリーズ仕様)カーブの際の最小回転半径を小さくしています。そして直線縫い(曲線でも生じ得ますが)そこで生じるシワ等の処理を抑え金を長くして解決しています。
衣縫人BL5700EXS
こちら販売サイトへ飛んでいただければ、詳しく書いてありますが
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.mishin-shop.co.jp%2Fimg%2Fbaby%2Fbl5700exs.jpg)
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww13.a8.net%2F0.gif%3Fa8mat%3D1BTAJP%2BLGDU%2B1F2M%2BBWGDT)
特製押さえ金
![$ミシンの買い方、選び方!](https://stat.ameba.jp/user_images/20110121/00/wata007/3e/c8/j/t02200293_0300040010995641833.jpg?caw=800)
この押さえ金の長さを長くすることによって、直線での安定性の確保だけでなく、押さえ金のTOPを押し上げやすくし、縫っている途中に発生するシワ・ズレを管単に修正出来ます。テコの原理なので、支点からの距離が長いほど楽に持ち上がります。(従来品だとかなり力が必要となります)
縫い終わりの生地の上下をピタリと合わせたい時は
![$ミシンの買い方、選び方!](https://stat.ameba.jp/user_images/20110121/00/wata007/83/58/j/t02200155_0350024610995649017.jpg?caw=800)
このように押さえ金の先端を押し上げてやればOK。
シワ・ズレ・ネジレの修正のテクニック
カーブでも、シワ・ズレ・ネジレが生じたら
![$ミシンの買い方、選び方!](https://stat.ameba.jp/user_images/20110121/00/wata007/9d/9a/j/t02200155_0350024610995652854.jpg?caw=800)
差動を利用を利用しながら、押さえ金の先端をちょい持ち上げればこの通り
![$ミシンの買い方、選び方!](https://stat.ameba.jp/user_images/20110121/00/wata007/4f/b7/j/t02200155_0350024610995652855.jpg?caw=800)
フットコントローラーも、通常と違い大きく
![$ミシンの買い方、選び方!](https://stat.ameba.jp/user_images/20110121/00/wata007/55/f5/j/t02200201_0350032010995659378.jpg?caw=800)
2段階(HIGH・LOW)のスピードコントロールスイッチが付いているので
![$ミシンの買い方、選び方!](https://stat.ameba.jp/user_images/20110121/00/wata007/8c/9c/j/t02200104_0350016510995662179.jpg?caw=800)
カーブ縫いの時にゆっくりなスピードにセットすれば、とても奇麗に仕上ります。
巻きロックを縫う時はHIGHで一気にすそ引きは、LOWでゆっくり縫うのがコツなんですが、このスイッチが付いていないと、カーブ縫いの際に微妙な踏み加減を維持しなければなりません。足、疲れます…
LOWにセットしてべた踏みした方が、手元に集中出来るので便利ですよ。
巻きロックをする時はスピード切替をHIGHにすると密度の濃いきれいな縫い目となります。
基本的な構造は衣縫人BL-57から大きく変わっていないのですが、細かいマイナーチェンジをすることで、より使いやすくなっています。
類似機種に衣縫人BL-57EXSという機種がありますが衣縫人BL-5700EXSとの違いは、
BL-57EXS:通常の押さえ金 左側サイドカバーが開く フットコントローラーが小さく無段階
BL-5700EXS:押さえ金が長い 左側サイドカバーが開かない 2段階大型フットコントローラー
となります。
サイドカバーの開閉の有無ですが、開閉することで確かにちょっとした掃除は便利になりますが、左側サイドカバーが開いただけでは掃除できる部分が針下だけに限られてしまうのと、その分強度不足や開閉装置そのものが壊れる弊害もありますので、一長一短です。
ロックミシンの掃除の方法は、こちら様のBlogに詳しく書いてありますので、既にお持ちの方は一度キチンと掃除してみると良いでしょう。
http://mishin-hos.com/2008/01/post_24.html
元々の機種 BL-57が優れたミシンなので、年々マイナーチェンジを繰り返し型番がややこしくなっています。
この型番の読み方ですが
BL-5700EXS
BL:ベビーロックの略
57:シリーズ名
00:店舗オリジナル仕様番号(サイドカバー除去 オリジナル抑え金、大型フットコントローラー)
EX:メスと針の距離が短い機種に付加される記号
S:糸取物語系の針穴糸通し仕様 及び 針板部材質をスチール素材にしたモデル
という事になります。
BL-57EXSも良いロックミシンなのですが、BL-5700EXSの方がより使う人のアイデアが生かされた仕様であることが伺えます。
一応念のため
BL-57やBL-57EXやBL-E1S(輸出仕様のBL-57)をお持ちの方、わざわざ買い換える必要はありません。
ただ、修理不能なまでに壊れたならBL-5700EXSをオススメします。(‐^▽^‐)
初めてロックミシンを買う方や、1本針3本糸のロックミシンからのバージョンアップを狙う方は、ぜひオススメします。基本的な構造はBL-57と殆ど同じなので(若干部品が違う部分があるだけ)購買後のメンテナンスも、どこでも出来ます。(基本的には保障期間中は買ったお店で修理するんだけどね)
特に初めての方は、そんなに高くならないので、ベビーロック・衣縫人・糸取物語用アタッチメント6点セットを一緒に買っておくと便利です。(途中から揃えようとしても、なかなかお店に在庫がありませんからね)
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww19.a8.net%2F0.gif%3Fa8mat%3D1BTAJP%2BLGDU%2B1F2M%2B639IP)
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww17.a8.net%2F0.gif%3Fa8mat%3D1BTAJP%2BLGDU%2B1F2M%2B63OY9)