Youtube にはこの種の動画がいっぱい上がってるので、

 

 

 

そういうこともできるんやな、と思っていましたが、意外と簡単にできるようなので、デスクトップのサブマシン(10年以上前のAcer製・もともとWindows7→Windows10に更新しています)をWindows11にアップデイトしてみました。アプリなど入ったまま…。
 次のような手順です。
 

(1)

 まず最初にマイクロソフトのサイトからこれをダウンロードしましょう。
    https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11
    Windows 11 のインストール メディアが作成されます。
    新規または使用済みの PC で Windows 11 の再インストールまたはクリーン インストールを実行するには、このオプションを使用してメディア作成ツールをダウンロードし、ブート可能な USB または DVD を作成します。
    ISOイメージ作成→窓の杜から ISO TO USB などを使って、ISOイメージをUSB メモリーに変換してもいい。 https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/isotousb/
 

(2)

 DVD/USBからブートするが、その前に、レジストリーをいじって、MSが推奨するような環境にない、古いPCには、その障壁を越える処理<もろもろのチェックを回避するよう書き換える>が必要なのです。
 

(3)

 その方法は、簡単です。
    完成したUSBフラッシュメモリに、以下の内容のファイルをメモ帳で作成して、bypass.regと名前をつけて保存しましょう。

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\LabConfig]
"BypassTPMCheck"=dword:00000001
"BypassSecureBootCheck"=dword:00000001
"BypassRAMCheck"=dword:00000001
"BypassStorageCheck"=dword:00000001
"BypassCPUCheck"=dword:00000001


(4)

 手持ちのUSBフラッシュメモリは、以下のようなファイル構成になっています。

 <support>
 <efi>
 <sources>
 <boot>
 <System Volume Information>
 bypass.reg
 setup.exe
 bootmgr
 bootmgr.efi
 autorun.inf

(5)

 sources フォルダにあるappraiserres.dll のファイル名を、たとえば、appraiserres.__と変更しておきます。
 

(6)

 (3)で拵えたレジストリ変更ファイル、bypass.reg をUSBメモリから実行します。


(7)

 Windows11をインストールしたいPCのUSBスロットにこのUSBメモリを装着して、setup.exe を実行します。この場合、Windows10から11に移行することになります。クリーンインストールの場合は、USBメモリからブートすればいい。
 

(8)

 その際に注意しなければならないのは、何れの場合も途中で「ファイル更新」するかどうか、聞いてきますので、ここでは《更新せず》に先へすすみましょう。更新してしまうと、前記appraiserres.dllが元の通りに書き換えられて、先に進めません。

この手順で、かなり時間がかかりますが、待てばWindows11になります。