大教会の図書室で見つけた一冊です。『みちのかおり 7 おさしづ講話』(道友社 昭和43年刊)。
・深谷忠政「親子」
「親と子の問題は最も旧く、しかも常に新しい問題でありますが、〝合わす理無き処から、心合わん処出ける〟 というお言葉をよくかみしめて、親と子が心を合わすことこそ、人生の理想でありましょう。
物質に恵まれても、心の合わぬ生活に陽気ぐらしはありません。合わす理、つまり合わすようにつとめて行くことが大切であります。
つとめずしてもなるのであれば鎗嫌でありますが、人聞の心は持って生まれた、くせ性分がありまずから、なかなかそうは行かないのであります。我が身思案と申しますか、勝手な心、欲の心を払って、合わす心にならしていただき、陽気ぐらしの実現に、つとめたいものであります。」(16ページ)
*引用おさしづ
皆元から子供育てるは理なれど、元親から子供粗末にする者あれば、又子から親粗末にする。皆合わす理無き処から、心合わん処出ける。よう聞き分け。(28・6・7 河原町分教会治め向きに付願(平野楢蔵、桝井伊三郎両人より)
その他にも、中島秀夫「人間の義理について」、山本久二夫「神の道」、中山慶一「存命の教祖」など珠玉のおさしづ講話が綴られていて、時間を忘れて引き込まれてしまいそうです。
すごい人材が揃っているなあ、という感じですね。自炊しました。