秋を感じるのは、夜に虫の声が聞こえるようになったからです。
♪♪あれ 松虫が鳴いている
ちんちろちんちろ ちんちろりん
あれ 鈴虫も鳴き出した
りんりんりんりん りいんりん
秋の夜長を 鳴き通す
ああ おもしろい虫のこえ♪♪
つい、口ずさんじゃいます。
誰しも一度は耳を傾けたことがある、虫の声ですが、この虫の鳴き声を「声」として認識できるのは、世界中で日本人とポリネシア人だけなんだということです。
虫の音を右脳、左脳のどちらの脳で聴くかという点で違いがあるのです。
世界中の人は、虫の音を機械音や雑音と同様に音楽脳(右脳)で処理するのに対し、日本人とポリメシア人は、言語脳(左脳)で受けとめ日本人は虫の音を「虫の声」として聞いているからなのだそうです。
実は、私はもうずっと前から、いつも耳鳴りがしています。
「シーン」とか「シュアシュア」とか、「シャウシャウシャウ」とまるで蝉時雨のように聞こえています。
ですから意識して聞こうとしても、秋の虫の音か耳鳴りとかがよく解らないのです。
しかし、普段はまったく気になりません。
きっと、耳鳴りを雑音として処理しているのでしょう。
まぁ、考えようによっては、耳鳴りも、秋の虫や蝉と一緒に生活しているのだと思えば、風流と言えば風流なんですけどね。
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