50年近く続けてきた夏のキャンプが、今年も無事終わった。

ちょっと不思議な気がする。

今年に入ってからあまりにもいろいろ続きで、しかも持ちこたえられるかも、あやふやで……なんていう状況で、「キャンプの計画やら」「子どもたちに全力」なんてやってる自分たちが、不思議。

 

 そう思いつつ、いつも通りにやっちゃうんだよね。

 

 今年の夏は、ヘンな天候で、前を流れる相沢川が干上がって、川底まで灰色にかわいてしまったかと思えば8月も半ばをすぎて、梅雨?みたいな日々。

 

 先週も、ほぼ1週間雨模様で、週間予報ばかり気になった。

19日も雨らしいので、今年は初参加の小学校低学年が3人いるので、思い切って早めの決断で、戸沢山荘までのハイキングは取りやめて、前日の内に出発時間を遅らせの知らせを廻した。

 

 結局、昼間は降られなかったのだが、夜大雨。

でも秦野よりも、わが泉区の方がすごい降りだったようだ。

ナントカ注意報が出ていた。

 

 天気がある程度安定していたので、中学生3人組とふろくの小学4年生を、ハイキング隊長小と総カントクの、そー君が大倉尾根「散歩」に連れて行った。

残りは川。

夕食はカレー作り、夜、どんぐりハウスを借り切りでおみやげ選び。

スタッフの打ち合わせと称する呑み会、などといつも通りに経過した。

中学生ドモが、女の子の話で盛りあがっていたらしい。

女の子チームは早寝。

遊びすぎて疲れてぐずる子を、中学生になってすっかりお姉さんらしくなったYちゃんが背中トントンと寝かしつけてくれた。

イーなあ、こういうの。

 

 翌朝、ドシャ降りは収まっていた。

 

 どうしても目覚めないのが3人いたので、朝はゆっくりと始動。

夜の大雨にもかかわらず、川は川遊び禁止になていなかった。

去年は、川遊びが全くできなく残念だったけど、今年は思いっきり遊べた。

良かった。

 

 帰りの準備でいつも困るのが、荷物をちゃんと、リュックにしまえないのがいること。

今年も約2人。

初参加のKAくんは、容量が小さくて、家ではお母さんがぎっちりと詰め込んでくれていたのが、もう「どーにも入らない」状態。

もう一人は、去年もだめだったが……。

 

 ともあれ、一番準備が大変な行事が終わって、ホッとしている。

日常と違う2日間を共にすごせば、ざくざくと宝のような発見があるのは、いつものこと。

このあとの日常に充分活かして行きたい、と思うのも、いつものこと。

 

 今日はもう子どもたちが来ている日常だ。

タフだね。

オバーチャンは疲れました。