雨が降り、SM君は
「ぬれると放射能がつくから出かけたくない」
と生活塾を休んだ。
さまざまな社会問題に広く関心を持つのは、とてもいいことなのだが、情報の発信源を考慮しないと、こういうことになる。

日本のマスコミ、特にテレビと大手新聞は、どうしていつも、というか、いつまでたっても、こうなのだろう。
何を伝えなきゃならないか、何を伝えるべきか、本当に必要な情報(受けてサイドに取って)は何なのか、をまったく考えていない。

もっと勉強しろよ!

もっとどう伝えるべきか学べよ!

自分が輝くための報道じゃ意味ないんだよ。
自分が酔っていてもしょうがないのよ。
もっと本当の仕事をしてもらえないものか、と思う。

峠工房の生活塾に来たほうがいいよ、といつも言っている。
話し方、表現のしかたも訓練するから、カンさんとか言う人も、何かが一段落したら、来るといい。

世間では、軽度発達障害の人は、空気が読めない、他者の立場を理解できない、突発的な変化に対処できずパニックになる、などと言われている。
まちがいではないけど、類型的な浅い知識。

たしかに、何が何だかわからないまま、過酷な状況の中に突然おかれ、障害特性ゆえに、さらに過酷な人たちの身の上を案じずにいられない。

だからなおさら、今のこの難関を切り開き、道筋をつける立場の人たちの、罪作りな側面にハラが立つのだ。

峠で、コミュニケーション教室もやってるよ!