アメリカ人がマスクをしない理由 | わっしょい  てんやわんや録★

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エアロビクスマニアの管理人@わっしょい。

留学のつきそいで2008年の6月からアメリカ・カリフォルニア州の

海辺の田舎町・サンタクルーズにお引越し。
2012年7月に無事帰国。
自称HE・N・TA・Iエアロマニア管理人のどたばた生活。

最近、インフルネタが多い管理人(;´д`)。


別に、管理人は元気満々なんですけどね。

いくつかメールをいただいたので、お答を兼ねて、少し。



Q.何で、アメリカ人はマスクしないの?オマエ達がマスクしないせいで感染拡大してるじゃんかYO!


A,いやはや、管理人も、ずっと疑問でしたよ。はい。

これは、考え方の差…らしい・・・です。


アメリカ社会では伝統的に風邪をを引いてもマスクをしてまで

会社や職場に来てははならないという暗黙の合意がるらしい。

だから、
マスクをはめてまで学校や職場に来るのだったら、




家 で 静 か に 

養 生 し ろ YOヽ(`Д´)ノ!


という事。



つ ま り


マスクをしている人=病気をもったアブナイ人


という公式が成り立っているんですよね。

マスクをして街を歩けば、キチガイだと思われるのがオチ。


「なぜ、マスクをしている(=病気)なのに外にでるの!!」

と冷たい視線をうけること間違いなし、みたいな。


じゃあ、潜伏期間は??

と管理人は疑問に思うわけだけど・・・。


そこまで気にしないんでしょうね、彼らは…(汗。


ちなみに。

アメリカ人は飛行機の座席でも隣にマスクをしている人がいたら、

座席を変えるよう要求するようです。


これも、マスク装着者=病気の人

という考え方があるからですね、きっと。



アメリカではマスク装着者は本人が病気にかかっているものと見なすから、

日本のように予防の為にマスクを付けるという意識ないんですね。



そうそう、アメリカ在住の方のブログ(ロス在住)に出ていましたが、

今のご時世、マスクをしていると


インフルエンザ感染者 だと思われるようです(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル



とまあ、そういう背景があって、アメリカではむしろマスクで外出はタブー、みたいな?



トコロ変われば、考え方も変わるって事なんですね。


どちらが正しいとかそういう問題じゃないんだろーな…。


ちなみに、

アメリカでのインフル予防の呼び掛けとして言われているのは


  1. 石鹸を使った20秒間の手洗いを頻繁に行うように教え、親が同じようにすることで、子どもに指導する。
  2. 咳をしたり、鼻をかむ時には、必ずティッシュかひじの内側を使い、親も同じようにすることで、子どもに指導する。
  3. 病気の人からは、少なくとも2メートルは離れるように教える。もし、子どもが病気になった時は、学校を休ませて自宅で療養し、他人にうつさないように、よくなるまで人に会わないようにする。
  4. 自分の住む地域で感染がわかった場合は、ショッピングモールや映画館、大勢の人々が集まるところへは行かない。

って感じ。


ロスの同公衆衛生部の伝染性疾病予防センター部長、

ロバート・キムフェーリーさんによりますと、

「マスクには、感染を防ぐ効果はそれほど見られません。

それより、主な感染源は、感染者がせきをしたり、

鼻をかんだりした時に放たれるウィルスがついた手で触ったドアノブなどに、

感染していない人が手で触ることによるもの。

このためマスクの使用より、石鹸を使って手を頻繁に洗うことを重点的に指導しています」ということ。


だそーです。


日本とは違うんでしょうね・・・。



少し前に、日本で初めてインフル感染した人たちが

現地及び飛行機内でマスクをしていなかったと非難されていた

らしいですが、ちょっとだけ気の毒だなー…と思ってみたり。