本を読み返す。 | わっしょい  てんやわんや録★

わっしょい  てんやわんや録★

エアロビクスマニアの管理人@わっしょい。

留学のつきそいで2008年の6月からアメリカ・カリフォルニア州の

海辺の田舎町・サンタクルーズにお引越し。
2012年7月に無事帰国。
自称HE・N・TA・Iエアロマニア管理人のどたばた生活。

最近、今までより少しだけ時間が自由になったから、

昔買った本を読み返したりしている。



管理人、気に入った本は何度も何度も読み返すんだな(苦笑。


管理人的には、


心情派の        東野圭吾  氏

超能力系、時代物の 宮部みゆき 氏

ミステリー(天才系)  森 博嗣   氏

宗教・組織系      ダン・ブラウン氏


そして、役人が主人公の「小役人シリーズ」で

有名な 真保裕一 氏。



この辺は何回読んでも新鮮。



で、


つい先日まで読み返していた(もう7~8回は読んでる・・・・)のが

真保氏の






取引。


内容は、これも主人公が公務員の「小役人シリーズ」で
約700ページ(厚さ3センチ)ある長編。


公正取引委員会の審査官が主人公。外務省職員も登場。

ODAに関する談合,幼い少女の人身売買など「今日的」話題が身につまされる感じなん

だけど・・・・・・ホントよく調べて感心の連続の小説なんだけど・・・・



気になることがひとつある。


物語は、公正取引委員会の審査官の主人公が汚職の嫌疑を

かけられ、いろいろ悶着の末にフィリピンに出かけることになるわけ

なんだけどさ、



フィリピン出発前に主人公は1週間、ホテルの缶詰になって

英語の勉強をするわけよ。



大学卒業以来十数年英語から遠ざかっていた主人公が。





で・・・・




1週間の勉強の末、小説の中では

「英語も辛うじて会話になるところまではきた。あとは機内で

スチュワーデスと親しくなって仕上げといこう」



なんて書いてあるわけなんだが・・・・




・・・・・









1週間猛特訓で英語を勉強すれば、そんな会話できるん?


Σ(・ω・ノ)ノ!



小説では、その後、主人公がフィリピンに赴くわけで、

そこでの会話は当然英語を使っているわけだが、



一週間の猛勉強でカタコト英語を習得した主人公が、


「人身売買の組織がマニラ周辺でも活動していることは想像に

難くない。そうであれば、彼らの中に君の知っている者がいてもおかしくない。

そんな君と我々が行動を共にすればどうなると思う。たとえ向こうで組織と

接触できても、彼らは我々に子供を売り渡すようなことは絶対しないはずだ。

それどころかCISのおとり捜査だと思われて、こっちに命まで狙われかねない

危険がある。」


∑(゚Д゚)






とか


「海老原の存在を隠すためには、同じ階に部屋を取り直す必要があったんだよ。

政治家が女を買いにいった先で誘拐されたなんてことになれあ、その行動を問題視

されて、政治家としての立場を取り沙汰されかねない。海老原を利用したいと考えている

ものたちにしてめば、それだけは避ける必要があった。そこでアイツが狂言誘拐の被害者

にえらばれたんだ。あいつならその行動を非難されても一時的に職から身をひいて

ほとぼりが冷めるのを待つこともできる。フィリピンに詳しい彼には身代金を奪うという

大事な仕事がある。アイツが被害者にえらばれたのは当然の結果だ」(一部人名をぼかしてあるよ)


( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚


なんて、スラスラ英語でしゃべることができるってのが




納得できない\(*`∧´)/。



どうやったら1週間でそんな英語力を身につけられるん?


主人公、スゴすぎ。




この小説の主人公の英語力を管理人にも分けてほしいもんだわ。