先日からこじらせていた体調不良により、退職することになりました。
いい中年のおじさんが何をやってるんだかとわが身のふがいなさに打ちひしがれるわけですが、こうなっちゃったもんはしょうがない。時間は巻き戻せないし、悔やんでいても体調だってよくならない。
せめて気持ちだけでもポジティブに構えたい。
こういう考え方が、周囲から見れば「何も考えてない」ように見られて不評を買っているようですけどね。
よし、気分転換に本でも読むかと、フラリと立ち寄った書店で手に取ったのがこの本。
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ハロワ。言うまでもなくハローワークのことですね。自分の精神はポジティブになっているのか疑問が湧いてきます。
嘱託職員としてハローワークの就職相談員になった主人公の元に現れるのは、一癖もふた癖もある求職者ばかり。
主人公は彼らの信頼を勝ち取ることができるのか…といった内容です。
去年からの求職活動中にも、ハローワークに就職できればくいっぱぐれはないなぁとか思ったもんです。
それはさておき、最近はほとんどミステリー小説ばかり読んでいたので、この本の主人公も無理難題をふっかける求職者たちにあっと驚くような大どんでん返しやら、わずかなヒントから問題解決の糸口を見つけるような、そんなミステリー的な展開を予想しながら読んでいたのですが、実際は地道で堅実な職業相談をコツコツと繰り返してました。
そりゃそうだ。なんでもミステリー脳で考えちゃいかんわ。
でも、地道に業務をこなしながらも、大きな事件に巻き込まれたりもしちゃうわけですが。
巻末の解説にもありますが、『元気になるって触れ込みの青春小説もいいけど、自分の今の体力だとちょっとしんどい。だって途中で疲れちゃいそうなんだもの』という、「ちょっと疲れてしまった人」むけの本なのかもしれません。
社会は残酷だ。にもかかわらず、人生はやり直しがきく。←だそうです。
明るいところになんて出て行きたくない。薄暗い自分の部屋でうずくまっていたい。そんな気分の時には、穏やかな小説を読むと心が落ち着くそうですよ。
ちょっと疲れちゃった人は読んでみるといいかもしれません。
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