山陽本線岡山~福山間で運転され、私も度々乗る機会のあった快速「サンライナー」が12日のダイヤ改正で廃止となり、運転最終日である11日に見届けてきました。


福山行き2723M。


近年は黒地にオレンジで「快速」となっていたヘッドマークですが、最終日はイラスト入り専用デザインが復活しました。
福山行き2725M。


岡山行き3720M。

夜に出直して岡山行き最終便である3732Mを見届けました。

廃止告知アナウンスが流れていました。


そして入線。
100番台のトップナンバーによるE-07編成でした。


ヘッドマークとともに方向幕の種別部分も最近は「快速」表示となっていましたが、これも愛称表示が復活していました。

岡山へ向け発車していきました。

このときの乗客が撮影した車窓動画の17分3秒辺りに私が写り込んでいます(笑)


岡山駅の1・2番ホーム案内表示には特急「やくも」とともに「サンライナー」の名がありましたが、廃止に伴いシールで目隠しされていました(15日撮影)。

残念ながらこの度廃止となってしまった「サンライナー」ですが、117系投入当初は瀬戸内の陽光をイメージした専用カラーが与えられ、岡山支社の意気込みを感じさせてくれたもので、1994年にKATOからNゲージ化されたときは地元車両!とばかり直ちに購入しました。

以下、過去に撮影した「サンライナー」の姿をいくつかお目にかけたいと思います。
2008年7月12日撮影。
エクスプレス予約ラッピング。


2010年3月26日撮影。
先述の通り陽光をイメージした赤~白のグラデーション風の塗装は偶然にも煉獄杏寿郎のマントの配色と似ており、鬼滅ブームの2020年まで残っていたら「煉獄さん色」と呼ばれていたかもしれません(笑)

2014年4月2日撮影。
この時すでに黄色化が進められていました。


2015年9月6日撮影。
山口エリア(下関)から窓や台車が改良された100番台が転属し、戦列に加わりました。
黄色一色ながらも当時はフロントガラスの縁取りが黒く塗られていました。

2016年3月19日撮影。
カモ井のマスキングテープブランド「mt」とのコラボでラッピングが施されました。

2017年7月16日撮影。
ファジアーノ岡山のラッピングが施されていますが、この時点でヘッドマークは「快速」表示の殺風景なものとなっていました。