お婆ちゃんの話
10年程前に九州に住む祖母が亡くなりました。
自宅の近所を散歩中に高校生の運転する自転車にはねられ、腕を骨折し、頭部を強打したのが原因でした。
加害者の高校生は坂道を友達とふざけながら下っていて、前を見ていませんでした。
高校生とその父親、学校長は何度もわびに来ましたが、そんな亡くなり方だったので、親族はずっと門前払いでお通夜にも来させず、告別式の時も一番後ろの席でうつむいて座っていました。
特に三女である叔母は「絶対にあいつを許さない」といって泣いていました。

そんなお通夜、告別式の最中に不思議な事がいくつかおきました。
通夜の最中に線香が炎上したり、崩れるはずのない祭壇が崩れ落ちたり、献花が倒れてきたり、祖母の使っていた数珠が壊れて散らばったり........

あり得ない現象が立て続けに起きたので、イトコが友達の霊能者に電話して聞いてみたところ、
おばあちゃんが「あんまりその人達を責めるんじゃないよ。
今は腕も痛くないし、なんともないよ。
もう許してあげなさいね」と言っていると........
実の子供である母や叔母たちにもそのことを伝たえ、
「もう加害者を許してあげなきゃだよね。
 おばあちゃんはサバサバした性格だからきっとそう言うよね」とみんなで納得しました。

それから半年程して、件の霊能者からイトコのところに電話があったらしく、
「おばあちゃん、まだ死にたくないって言ってるみたい.....」と連絡がありました。

どっちなんだよ~


それよりも婆ちゃん、まだ成仏してなかったの??