2月の初旬に出かけた北海道旅行のことを振り返る記事の37回目です。

女満別空港を離陸して、羽田空港を目指しています。去年、新千歳空港から羽田を目指していた経験があったからなのかは不明ですし、女満別からの出発時刻も遅れた事による回復運転を行っていたのもあるのでしょう…いや、居眠りをしていたのが大きいかもしれませんが、個人的には『もう着いたん?』という印象を受けるほど短い感じで、着陸態勢に入っていきました。

 

 

 

ホテルに到着後に確認した、実際のフライト情報。結局のところ、羽田で遅れた時間以上に遅れて女満別空港を折り返す形で羽田に戻ってきたようです。機長によるアナウンスでは「フルスピードで飛行して、遅れを取り戻している」とか言っていたでしょうか。到着遅れの時間は15分ほどですが、到着ロビーへ向かうには諸事情があるのでしょう、想定していない告知がありました。

『到着ゲートへの進入は行わず、このまま駐機場へ向かいます』

 

 

 

地方の空港でならまだしも、主要空港でタラップを降りて路面を歩くことはないと思ってましたから、なかなか貴重な体験ができたと思います。が、さすがに到着ロビーまで徒歩ではなく(苦笑)

 

 

 

羽田空港内の駐機スポットとターミナルビルとの往来を主に担う、東京空港交通の「ランプバス」でターミナルビルへ輸送してもらいました。空港内に限定した使用となるため、車両幅が広いものも存在するようです。実際に乗った車両も、幅広タイプだったかもしれません。

 

 

 

チェックイン時に預けたキャリーケースを引き取って、宿泊するホテルに向かいます。京浜急行線の改札に向けて歩いて行ってると、またしても同行人であるまさまさ氏の気配が消えてしまいました。さすがにこんなところで雪玉は飛んでこないでしょうが(苦笑)…姿が消えた理由は「きっぷを買いに行っていた」のだそう。旅の記録として購入しているんですって言ってました。

 

 

 

この度の「最後の宿」となる、京急本線・新馬場駅前のビジネスホテルに着きました。2016年だったかな、仕事の出張で天王洲アイルへ通っていた時に泊まったホテルがこの駅の徒歩圏内にあるので、多少の土地勘があります。旧・東海道の品川宿があった場所ということもあってか、周辺には古くからある寺社があります。エリア情報をまさまさ氏に伝えて、それぞれの部屋に解散となりました。

そうそう、網走から大事に運んできた流氷を入れた容器ですが、さらに水漏れが起きないように厳重に管理して運んでしました。しかし、これ以上の厳重な輸送は限界があります。どうしたものかな~と思っていたら、飲み干して捨てるタイミングを逸したままホテルに持ち込んだ小さなペットボトルがあり…「コレだ!」

ペットボトルをしっかり濯ぎ、氷から水になった流氷をペットボトルに移し替え、しっかり栓を閉めて水漏れの懸念はなくなりました、コレでぐっすり眠れます(苦笑)

 

…つづく。