2月の初旬に出かけた北海道旅行のことを振り返る記事の29回目です。同行人のまさまさ氏と別行動となり、ひと足早く到着した網走をひとり観光しています。冒頭の挿絵としたのは、前に載せた「オホーツク流氷館」の屋上から、おおよそ真東の方向に向いて撮ったものになります。画像の右端には知床半島のポロモイ岳になるのでしょうか、そして眼下に広がるのは網走の街並みオホーツク海ですが、一面が流氷に覆われていました。日が暮れる前の午後4時…海岸だけでなく、沖のほうでも光が差さなくなる時間帯に入ってきたようですし、こちらのほうも最終便のバスが発車する30分前となりました。長いこと北海道内の各地を巡ってきましたけど、ここまでお土産という品物は一切買ってきませんでしたので、もうそろそろ解禁してもよかろうと、会社と家族へのお土産を購入しました。

 

 

 

お土産も買って、少しばかり時間が余ったので、館内限定で販売されている「流氷ソフト」をいただきました。キャラメル味のソフトクリームに、海藻由来の天然色素で着色された粒塩がトッピングされたスイーツになります。甘じょっぱい風味で、あっという間に完食してしまいました。

…と、ちょうどこの頃からですが、のどに違和感を覚えるようになりました。ソフトクリームの塩が引っかかっているのか、それとも長旅の疲れがついに出始めたのか?

 

 

 

網走駅まで戻ってきました。ここでまさまさ氏と再び合流し、いったん宿に向かいます。

今回の旅行、泊まるホテル毎で個室にしてもよかったのですが、そうすると1泊あたりの宿泊費用が高額になってしまうので、ずっと2人部屋を予約していたのですが、この旅で初めて1部屋1名利用の宿泊となります。とは言っても、実際に予約できたのはダブルベッドルームの2部屋…ちょうど流氷がいちばん見頃となる季節であり、また3連休が重なったこともあって、旅行代理店へ申請することになる出発2ヶ月前の12月中旬の段階で、すでに泊まる場所の選択肢は限られていました。そして宿泊プランはどこも「素泊まり」しか残っていない状況でしたが、この1泊で支払う料金は、この度の最高額となる「ひとり3万円」となりました。どこのホテルとは言わないけれど…。

 

『ぼったくってんなぁ。』 ← いちおう「ピー」を入れときます(苦笑)

 

 

 

この日の昼食、まさまさ氏はお寿司だったそうなので夕食は肉となったのですが、無性に牡蠣フライが食べたくなっていた私は、セットで楽しむことができるものを選びました。ここでの食事中に、まさまさ氏から『なぜ、今回の旅にボクを選んだのか』という質問がありました。彼がその時に指摘していたとおり、関西に住む旅仲間氏を誘ってみようかとも考えていました。が、最終的な決め手となったのは「季節」でありました。寒いだけならいいのですが、足もとはどこも凍った路面で滑りやすく、年齢の面からも転倒した際の打ち所が悪くて歩行困難にさせてしまっては申し訳がないと思い、まだ咄嗟の身の交わしが素早いであろう、そして乗り鉄として北海道が未開であったであろうまさまさ氏に、帯同をお願いしてもらうことにしたのでした。彼のほうとしては、勤務先からの要請で「マスクは完全着用、体調不良となった際の簡易検査キットは常時携行」という緊張感を強いられた状態での旅行になったようですので、もしかしたらそんなに旅を楽しめなかったかもしれません。もしそうだとすれば、大変に申し訳ないことをしたと反省するしかありません。

 

 

 

さて、再びまさまさ氏と別行動となったあと、素泊まりだったことを思い出したので、朝食の調達に近所のコンビニへ向かいます。

「セイコーマート」…私が参加することがある、某YouTube生配信のチャットでちょくちょく登場する、札幌に本社を置くコンビニです。ウィキペディア情報によれば、旧・ココストアがファミリーマートに買収されたことにより『日本に現存する最古のコンビニチェーン』とありました、知らなんだわぁ!(笑)

そのお店で買ってきたフライドチキンを食べながら、荷物の整理と体調のケア…微熱があるワケではないけれど、のどの違和感はいっこうに改善の気配を見せません。とりあえず、体を温かくして床について、明日に備えることにします。

 

…つづく。