2月に出かけた北海道旅行の話が途中になっていますが、その振り返りを書いているさなかに予約していた模型車両が届いていました。年度が変わらないウチ…忘れてしまわないうちに記事にしておこうと思います。

 

 

 

2021年2月にTOMIXから発売された、JR西日本の117系電車が福知山線で運行されていた時代の車両セットです。濃緑色のラインが入ったシンプルな塗色ですが、個人的にいちばん好きな色調だったのが購入にいたる理由のひとつです、どことなく185系に似た風格もありますね。

1982~1986年にかけて製造された117系電車は、京阪神地区の新快速用として、また名古屋地区で走っていた快速電車の置き換えとして製造されました。京阪神地区ではのちに221系電車が登場したことにより、余剰となった117系は和歌山や岡山へ転属していくことになりますが、福知山線に乗り入れることになった編成は、乗降口に近い場所にあった転換クロスシートをロングシートへ変更することで、通勤・通学時間帯の混雑緩和対策が施されています。

 

 

 

2011年8月30日、山陽本線・小野田駅ですれ違った117系電車は下関行きの普通電車でした。この3年前に下関駅から岡山行きの普通電車に乗った際は、となりの留置線に新快速色の117系が停まっていた記憶があり、京阪神で最後まで頑張っていた117系が山口地区で活躍していたことになります。この電車に遭遇したあとで鉄道模型のカタログを見ていると、KATOからすでに製品化されていたのですが、見つけたタイミングが遅く、すでに売り切れの状態でした。記憶の中で残っていればいいか…と思っているところにTOMIXから製品化の発表があり、でもすぐに食指が動くことはなかったのですが、たまたまお店に在庫があるのを見つけたので、好きな色調ということもあって買うことを決めたのでした。