今月の初旬に出かけた北海道旅行のことを振り返る記事の2回目です。

就寝モードになって目を閉じているのですが、深層心理として久々の寝台列車に興奮していたのか、寝て目が覚めたという感覚がありません。会社の人間からは「寝台なんだから、ちゃんと寝ないとダメよ」とまで言われたのですが…こりゃずっと起きてた方がいいのか?とさえ思うほどに眠気がやってきません。そのうちに寝入ってはいましたけど、たぶん浜松あたりまでは記憶がありましたねぇ。起床は6時すぎ、睡眠時間は3時間ほどです。

 

 

 

『サンライズ瀬戸・出雲』は、定刻どおりに東京駅に到着しました。この日の東京の最低気温は氷点下になる予想だった記憶ですが、前日までに降った雪が凍って線路に支障を与えることはなかったようです。個人的に、今回の旅のいちばんの懸念は、ここ東京駅での乗り換えが予定どおりに行えるかということでしたから、心配が杞憂に終わってよかったです。少々気が早いですが、もう北海道に着いたようなもの?です(笑)

 

 

 

乗り換え時間が1時間ほどあったので、いったん駅の外に出てみることにしました。

丸の内口の東京駅舎…何度見ても、素晴らしい建造物です。私たち以外にも、この画角で撮影を行う方が多くいらっしゃいました。朝7時台だから人は疎らですが、日中になると混雑するんでしょうね。

 

 

 

丸の内北口改札を出たところにある、ドーム状の天井を眺めてみます。

近年に復原されたドームの形状と装飾のレリーフが、西洋の国に迷い込んだような錯覚を覚えます。ガラス窓の向こうは東京ステーションホテルの客室と思われます…今回の旅行計画で廃案となった宿泊施設のひとつがこのホテルでした、次回に機会がある時はぜひ、内部を訪れてみたいと思っています。

 

 

 

丸の内北口の改札は通らずに、その横に伸びる連絡通路を通って八重洲口に回りました。いやぁ~東京駅の中を回るだけでも一日が過ごせそうな広さだし、お店の数の多さだし、飽きることがなさそうです。その道中では大丸百貨店の玄関に長蛇の列を見たりもしました。何に並んでいるのか気になりますが、私たちもそろそろホームで整列して並ばないといけない時間となってきたので、改札を通ることにいたしましょう。

 

 

 

東京駅21番ホームには、ガーラ湯沢行きの上越新幹線が先発で出ていった刹那、新函館北斗行きの『はやぶさ7号』が入線しました。前回、青森へ向かう移動で利用したE5系新幹線でもグランクラスを利用していますね。私は2度目ましてのE5系、いつかは普通車・グリーン車のシートも座っておかないといけないなと思いつつ、車内清掃の終わる時を待ちます。

 

…つづく。