コロナウィルスの影響による豪州の経済的な打撃は刻々と深刻化しています。
先週の金曜日、「500名以上のイベントは禁止」と発表され
今週の月曜日、「海外渡航禁止」と発表され
そして昨日、「海外からの入国も禁止」と発表されました。
豪州が鎖国措置をとって、ウィルスをシャットアウトする決断をしたのです。
最も打撃があるのは、観光業です。しかしながら、お客様であるホスピタリティ産業、レストラン様も大打撃を受け始めています。
まずは先週から始まっていた「自宅勤務」を強いられる人が、今週月曜日から一気に増えました。
自宅勤務といっても、就業時間だけ自宅にいるものではありません。
出来るだけ外部との接触を避けるように会社から勧告されており、食料品の買い物と通院以外は自宅に居ることが推奨されています。また他人との接触は2m以上離れるようにと言われていることもあり、そうなると必然的にレストランへの外食は一番初めにキャンセル対象になります。
オンライン予約の数は明らかに減り、キャンセルが相次いでいます。
皆様からの不安が電話越しで伝わってきます。
そんな時こそ、なんとかしてWashoku Loversにできることはないかを考えています。
大丈夫です、きっと突破口があります。
まずは、人が減ったわけではありません。
人が外に出られなくなっているだけで、人が減っているわけでは決してありません。
レストランのお客様は、ほとんどがオーストラリア在住者であり観光客ではありません。
そうなると、今回の鎖国措置はレストラン様にとって、逆にお客様の囲い込みが成立した状態です。
レストランのお客様は、まだそこにいます。そしてどこにも行けません。ただレストランで飲食ができない状態のだけなのです。
そして、もうひとつは
スーパーマーケットでは食料品が売り切れという状況になっており、普段そんなに料理をしない人達が食料を買い溜めしてとりあえず安心しているという現状があります。
美味しいものを食べるのが大好きなオーストラリア人が、この状態で長く耐えられるとは思えません。
そうであれば、何ができるのか・・・
まずは、テイクアウト需要の喚起です。
テイクアウトは、自宅勤務を強いられている人でも、外食に行けない人でも、できるピックアップです。
デリバリーはもちろん便利ですが、自宅勤務の人たちは実際に病気で動けないわけではありません。また、テイクアウトのピックアップは、食料品の買い物と同等に扱われます。
彼らも少しは外に出たいはずです。いや、少しぐらい出てもらいましょう。フィットネスジムも閉鎖になり始めているぐらいですから、普段あまり動かない人でも動きたい衝動にかられてくるはずです。
デリバリーを好む人もいるかもしれませんが、テイクアウトでも十分に需要に対応できると思っています。
デリバリーは、自社で賄えるならそれはベストです。
近隣にはスタッフが配達にいく、ある一定の金額以上のオーダーへはデリバリーサービスを無料提供するなどできればいいですが、こちらはそれだけのマンパワーが必要になってしまいます。
また、ウーバーイーツやメニュログなどのデリバリーサービスは、売上の30〜35%をコミッション課金します。
以前はお店でのイートイン金額よりもデリバリー対象商品として値段を上げていたお店も、同じ金額を表示しないといけなくなってから、デリバリーでの売上は利益率が低すぎるのが実態です。
その点ではテイクアウトは、お客様が取りにさえ来てくれればいいのです。
以前は注文を電話で受ける手間や時間、注文した人がピックアップに来ないリスクなどもありましたが
弊社でWEBSITEを作成させていただいたレストラン様のWEBSITEでは、オンラインでテイクアウトのオーダーができて、事前にクレジットカード決済ができるようになっているので、ほとんどのリスクが軽減されていると同時にお店側のオペレーション負荷も軽減されています。(こちらは追加できる機能なので、現在その機能がついていなくてもつけることができます)
現在弊社のデザイナーさんは他の仕事は後回しにして、このテイクアウト機能をつける仕事を最優先でしてくれています。
私達は力を合わせてテイクアウト需要の喚起に集中してお客様をサポートしていきます!
- テイクアウトメニューのご相談
- テイクアウトの注文、決済オペレーションの最適化
- 各レストラン様の顧客データに対して、テイクアウトのメニューや注文できるリンクをつけてプロモーションメールを送信するお手伝いをします。
- またある程度のテイクアウト選択肢ができた段階で、Washoku Loversのメンバー全員へテイクアウトを通して美味しい物が食べられるプロモーションを開始していきます。
- 自宅勤務になっているインフルエンサーを使って、テイクアウト市場の需要を喚起します。
次に、ケータリング需要にも挑戦します。
Washoku Loversの顧客データは、オーストラリア在住 × 日本食大好きに加えて、富裕層という絞り込みもできます。
一度でもOMAKASE(おまかせ)を食べたことがある人だけを対象にしても5千人以上のデータがあります。
その人たちは、自宅勤務になって、自宅でじっとしていることに飽きてくる時期は必ずきます。
そんな時こそ、オーストラリアの食通を唸らせる手腕のシェフの出番です!!
お店の売上が上がらなくてもケータリング需要が逆に盛り上がるような場を作り出せるように尽力します。
Washoku Loversのオンライン予約システムをご利用いただいているお客様には、これまで蓄積してきた顧客データを最大限に活用していただく絶好の時がきました!
一度でも来店されたことのあるお客様のデータを持っておくことが、またそれを必要な時に使えることが、どれだけ大切なことなのかを実感していただければと思っています。
テイクアウトメニューのご相談、WEBSITEへのテイクアウト注文機能追加のご相談、顧客データへのプロモーションのご相談は全力でサポートさせていただきます。こんな時ですから、基本的に実費以外はお代をいただかずに働きます。どうぞお気軽にご連絡ください。
今だからこそ、できることがある!
コロナウィルスなんかに負けてたまるか!
大切なお客様は、できることはすべてやり尽くして限界ギリギリまでサポートします!!