オーストラリアで夢を叶える女性起業家の話

オーストラリアで夢を叶える女性起業家の話

2歳児の母、マーケティング会社経営10年目、オーストラリア国立工科大学(UTS)大学院で移民法を学ぶ1年目の三足の草鞋を履いています。
2024年「修練の年」

日々感じることをゆるやかに更新しています。

"Washoku Loversはオーストラリアで活躍する和食料理人をサポートします"




私には、夢があります。

具体的に夢みているので、必ず実現する未来と言えるかもしれません。

その夢が、また1歩近づいた瞬間がありましたニコニコ

 

兵庫県豊岡市のコウノトリ育むお米に魅了されて、オーストラリアへの輸出をお手伝いさせていただいたご縁から私の夢は始まりました。

 

豊岡市の中貝前市長とは何度もお会いする機会に恵まれ、コウノトリ育む農法の成り立ちや守るべき理由をお伺いしました。

コウノトリの野生復帰がいかに大切か、議員としての生命を賭けて取り組まれてきたお話しも直接お伺いすることができました。

豊岡市役所を訪問し、沢山の職員の方々とお話しさせていただく機会をいただきました。

コウノトリ育むお米の生産農家さんにお会いして、なぜ今コウノトリ育む農法が必要なのかも聞かせていただく機会にも恵まれました。

JA但馬の方からのご依頼で豊岡高校の方々に向けてお話しさせていただくなど、数えきれないほどの心の共鳴を感じた兵庫県豊岡市での出来事。

 

また、オーストラリアのシドニーでは豊岡市とJAの方々が来豪され、日本食小売量販店最大手であるTokyo Martの社長に事前にアポイントを取らせていただき、商談に同行、販売が決まった瞬間の感動は今でも鮮明に覚えています。

なかなか予約が取れないレストランでもコウノトリ育むお米の採用が決まり、シェフとミーティングがある時には必ず前日炊いたコウノトリ育むお米をおにぎりにして持参して、本来であれば休みの冬でも田んぼに水を張ってコウノトリの餌になるなるいきものを育てるコウノトリ育む農法の仕組み、それによる地球環境への貢献、翌日でもパサつかない保湿性の高いお米が育つのですと訴えてきました。

地元の人が訪れるマーケットに出展メルボルンで開催された年に一度開催される商業者向けの食博イベントなどコウノトリ育むお米のオーストラリア市場のマーケティングのお手伝いもさせていただきました。

 

私自身、コウノトリ育むお米が豪州に輸入されるようになってからはずっとコウノトリ育むお米を購入し続けています。それが消費者としてできる、コウノトリ育む農法の支援だと信じています。

 

また、熱く語ってしまいました汗

豊岡市のことになると、コウノトリ育むお米のことになると、とても熱く語ってしまいます汗

 

さて、本題です。

私の夢は、兵庫県豊岡市に納税しながら、コウノトリ育むお米を食べながら、大好きな本を読みながら、余生を過ごすことです。

オーストラリアの移民法書士の資格を取得したら、オーストラリア国内だけではなく日本国内でもビザ支援の会社を設立します。

東京や大阪にも必要になるかもしれませんが、兵庫県豊岡市にしっかり納税できる会社にしたいと夢みています。

城崎という温泉地にはとても可愛らしい駅があります。その駅から続く川沿いの道には、春には桜が満開になり、夏は浴衣と下駄が似合う川の橋を渡り、梅雨時期でさえ紫陽花が雨つゆに濡れているのを見ながら傘をさして歩く楽しさがあります。秋には素晴らしい紅葉が楽しめ、冬は雪が降ってくれます。そんな四季折々の顔を楽しめる柳通りを上って行った先には、私が最も好きな外湯、鸛の湯があります。そこまで来るととても静かな通りになり、もう少し上に上っていくと演劇練習施設として開放している城崎国際アートセンターがあります。緑と小川に囲まれたそのエリアはとても静かです。その辺りに私が将来住む家を建てたいと思っています。

その家は、今まで読んだ好きな本を並べた本棚を眺めながら仕事をする書斎を作りたいという願いを実現するものです。書斎の窓からは緑しか見えず、四季折々を感じられたら最高です。

その家の隣には、サロンを開設します。その目的は、人生の岐路を迎える老若男女が集い、語りながら色んな人生の選択をしていける場所の提供です。

若者には、海外に出て視野を広げる必要性を、大人には人生100年時代、可能性に挑戦をする大切さを、自身の経験や学んだことを通じてお話を聞きながら夢を叶えるお手伝いができる会社になれればいいなと願っています。

英語圏で白人社会でありながら治安がとてもいいのに多国籍文化なオーストラリアは、人生経験の場所においては最高の国です。

オーストラリアで勉強し、仕事を通して世界を知った暁には、日本国に戻り、日本国の発展のために活躍する人たちを増やしていけたら嬉しいです。

志賀直哉さんをはじめとする多くの作家が書くことに行き詰まった時に訪れた城崎温泉。

人生について考える機会に恵まれた時には、サロンを目指して城崎の地を訪れ、色んな話をしたあとはゆっくり温泉につかって日本海や但馬の美味しい産物でお腹を満たしてもらえたらいいな。

城崎は沢山の作家が本を書いた文学の町ですから、本好きが集まる日は作りたいな。

そして城崎という場所ですから、コーヒーや美味しい地酒も持ち込んで飲めたらいいな。

 

息子を懐妊した時に決めたこと、この子が世界を見るために必要な時間とお金を作ってあげられるようにしたいということ。

それを実現するための方法を考えたときに、いつかは叶えたいと思っていた豊岡市への移住の具体的な未来へと繋がりました。

日本では兵庫県豊岡市城崎町、オーストラリアではシドニーの二拠点生活を実現しながら、日本国内ではオーストラリア留学はもちろん、オーストラリアで仕事や婚活など、移住する様々な方法を実現できるようにサポートしていきたいです。

オーストラリア国内においてはビザや仕事先などのサポートもしていける、豪州の国家資格有志者として二国間で着実なサービスを提供できる唯一無二の存在になりたいです。

 

そんな夢を実現するべく、今こうして必死で英語の勉強をしながら、オーストラリアの移民法を学んでいるわけですが・・そんな私の元に、この夢の原点となった豊岡市の職員さんが会いに来てくれました。コロナ禍以降4年ぶりの再会の喜びは一入で、カフェで時間を忘れて語り合った素晴らしい時間でした。

その方は豊岡市役所で行政のお仕事をされながら、兼業農家としてご実家の畑でお米づくりをされています。そして兼業農家の方々が抱える悩みは尽きず、農家の後継者を減らさないためにも、兼業農家としても十分にやっていける仕組みづくりをしようとNPO法人を立ち上げられたそうです。

先代から受け継いだ田んぼをどのようにして活かしていけるのか、周りの農家さんに迷惑をかけないように維持していけるのか、兼業農家同士が農業で使う高級な機械をシェアできるような仕組みづくり、農産物の販路の開拓など、様々な点で必要になる情報を共有できるプラットフォーム作りをされていらっしゃるようです。

 

そんなお話を聞かせていただき、私の夢も聞いていただきました。

「具体的すぎてすぐに実現してしまいそうですね」と仰っていただきました照れ

同じくその方の夢も、とっても具体的ですぐに実現しそうですとお答えしました爆  笑

 

これだけ強く魅了されている町に出会えたことも、ご縁の繋がりから。

そして今、こうして立場が変わろうとしている中でも

兵庫県豊岡市のために何かできることがないか話し合うことができることも最高に幸せです。

 

大学院に入学するまでは、正直夢は遠かったです。

でも今はこうして夢を叶えるプロセスの渦中にいることを日々実感できるようになっています。

今まで躊躇してきた発信も、これからはこの夢を実現したいと声に出していきたいと思っています照れ

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。