季節のお買い物は菊元で | たまのブログ

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職場や家庭で口走っている所感雑感を遺書代わり!?始めたつもりでしたが、いつのまにやら単なる日記に変貌することになりました
知識乏しく内容に誤りも散見されるかもしれませんが、我が思いに過ぎないということでお許しください


一時帰国した同僚も戻ってきた週明け星期一。

今日から夏休み明けとなった人も多いと思いますが、その一端はかき氷の冰讃にも表れているようで、夕方の行列はゼロでした。
長い休みで疲れたorだらけた身体に鞭を打ち、年末休暇まで、またひと踏ん張り
してもらわねばなりませんが、お盆休みがない台湾駐在では変わらぬ毎日。
違いと言えば、今日は職場で午後から拝拝があり、祭壇に大量の品々を供え、線香をあげて三拝。
時間をおいて再度、と郷に入れば郷に従えの要領で、異文化を体感してみました。

なお、先日参拝した関渡宮のパンフによれば、線香を香炉に挿すときは左手で行うのが作法とありますが、右利きオヤジはすっかり忘れて右手を使ったと思います。
日本の神社参拝で鳥居をくぐるときの左足から入る作法はようやく体に染みついてきましたが、台湾寺院の作法はまったく。
こうして文字化することにより、少しは意識が働くようにしたいと思います。

さて、昨日書き終えた先日の鹿港訪問記ですが、途中立ち寄った老舗菓子店の玉珍齋で買った菓子類。

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全部が全部ではないと思いますが、鹿港本店まで行かなくとも台北駅の玉珍齋でも多くは売られているようです。

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その右隣の紫の店はタロイモ菓子屋さん。
この両店を台湾土産として食べ比べながら紹介しているYOUTUBEをみて、試しに買ってみようかなと土曜日に立ち寄りましたが、今じゃないな、と見るだけ。
というのも、別のYOUTUBEで紹介されていた台湾土産もその前の週に買ってきたのもまだ部屋にゴロゴロ。

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そのうち帰国するときの土産にできるかどうか、YOUTUBERがいくら推奨しようと自分自身で納得しないものは土産にしたくないので、とにかく味見。
パッケージがいくらきれいでもデパ地下購入品は印象薄く、地下街のエッグロールは変化球的にはおもしろいとの印象です。
なお、カルフールで試し買いしたこれは名前負け。

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そのカルフールで見たドライ?蓮霧。

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蓮霧って味がなく水っぽいだけのような果実なので、その水っぽさが売りだと思っていましたが、ドライフルーツにして何が残るのか???
食べてみないとその良さはわかりませんが、食べる気がしない商品でした。

こうして土産選びも日常生活の中に取り入れ、いろんなものを味わっていこうと思いますが、今一番のお気に入りは涼糕の類。

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Qスクエア地下にある涼食帖の涼糕は種類も豊富で上品な甘さと田舎臭さ?が何とも言えずオヤジ趣味にあいますが、これを冷やして食べるのがお気に入り。
ただ、さほど日持ちしないので台湾土産向きじゃないのが難点です。

こうしたいろんな品々がそろう意味でデパートは昔から重宝されていると思いますが、土曜日に見た街中歩道に貼られていたお店のポスター。

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台湾老舗のデパート、菊元百貨店の宣伝ポスター。
って、見てわかるように、当時を再現したポスターですが、ポスター前のショーウインドウも当時を再現した雰囲気。

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これが建物保護運動を繰り広げてきた方々の活躍により、2017年台北市政府文化局により指定歴史建築とされ、今年になってビルの持ち主國泰建設が台北市と協力して本格的にリノベーションに乗り出すことが決定した台湾初のデパート、元菊元百貨店。

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菊元百貨に関する模型や写真、アートやAIを使った特別展「守護城中.再現菊元」が開催中(来年1月15日までの木~日10:00-18:00、2階、入場無料)ということで覗いてきました。

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1階ロビーの壁もすっかり菊元百貨店。
2階へ上ると模型の展示。

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AI等、当時を再現した画像も多用し、独特の空間が作り上げられていました。

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デパートの音楽も静かに流れています。



また東側の窓周辺は初代から現在までの外壁構造が見られる仕組み。

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よくぞ、古い部分を取り壊すことなく、今に至るまで残してくれたと嬉しくなります。

初めてカミさんと一緒に台湾へ来た時、このビルが菊元百貨店跡地というだけで、何もなかったことを思い出しますが、それがこうして立派な歴史文化資産になり替わろうとする特別展示。

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そうするために過大なる努力を重ねてこられた関係者の方々直筆サインも入り口そばにありました。

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この展示会に行くことを要請したカミさんから頼まれたのがこのパンフ。

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もう一枚もらってきてほしい・・・と言葉を残して帰国したカミさん要望に素直に応じたのは自称愛妻家としての務め。
言われなくても見に行きたかったから、とは口にしないようにします。

ちなみに、以前同僚から紹介された「今昔臺北」に紹介されている画像にも新旧の菊元百貨店がバッチリです。