台湾らしさ | たまのブログ

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職場や家庭で口走っている所感雑感を遺書代わり!?始めたつもりでしたが、いつのまにやら単なる日記に変貌することになりました
知識乏しく内容に誤りも散見されるかもしれませんが、我が思いに過ぎないということでお許しください


午前便で帰国するカミさんと一緒に単身宅を出た星期二。

来るときと違って、帰りは荷物も軽くなったというカミさん。
台湾で買うのがバカらしく思える品や売られていない品を持ってきてほしいので、カミさんが来るときはどうしても重くなりがち。
ですが、宿代ゼロでも、フライト費用は毎回オヤジ口座からの引き落としなので、これくらいはブツブツ言わず、オヤジに貢献してほしいところです。

そんな今日も朝からかなりの蒸し暑さ。
これだけ暑いと動きも鈍くなりますが、その鈍い動きになれてしまったから、台湾の人たちは歩くのが遅いのかも?
正誤はわかりませんが、普段はうんざりする歩きの遅さが、さほど苦に思えなくなる体感の暑さです。

その歩くのが遅いのも台湾らしさと思いますが、先日の駐在仲間での温泉旅行や昨日の買い物で見かけた台湾らしさについてご紹介。

まずは温泉旅行での宿泊先は礁溪老爺。

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立派なホテルですし、部屋自体もそうですが、誰も利用しない部屋風呂の温泉もオッサンにはもったいないほど立派。

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一方、露天風呂付大浴場の温泉に入る台湾人は異常に少なく、脱衣場に姿を見せてもシャワーブースまでという人もちらほら。
なので、何度入っても我々の貸し切り状態みたいな大浴場でしたが、この大浴場を好まないのも台湾人らしさと思われます。
ただし、北投滝之湯みたいなチープな温泉は台湾人もウジャウジャしているので、高級温泉宿利用者層限定の特徴かもしれませんが・・・

そんな立派なホテルですから、豆を挽いて入れたコーヒーをバルコニーで飲みながらまったり過ごす時間なんかも。

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蘭陽平原から太平洋まで見渡せる眺望の良さ。
ですが、この天気だと、実は暑くて耐えられません・・・
これも台湾らしさの一つでしょう。

また、B1の大浴場から部屋へ戻るときの長い廊下。

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何の変哲もないこの廊下で目に止まったのが、ドアの外で脱がれた靴。

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この単身宅もそうですが、台湾のマンションには基本的に土間がなく、ドアを開けたらいきなり部屋というのが一般的。
なので、各種業者の方が室内に入る場合も、ドアの外で靴を脱いでから部屋へ入ってくるのが当たり前。
この部屋の人も、ホテル内ということを忘れ、うっかり日常の習慣が出たんじゃないかと想像しています。

そして、ホテル周辺の散策時。

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得子口溪を堰き止めた攔沙壩ですが、泳ぐ人の姿もあれば、釣りを楽しむ人の姿も。

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けど、これってありなの?

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まるで泳ぐ人を釣るのかと思えるような光景は日本では見ることもないだろうと思いました。

そこからホテルへの帰り道。

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土砂降りの雨が降る気配もなかった時間帯ですが、そこに現れたのが犬の散歩ではなく、アヒルの散歩。

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寧夏夜市ではブタの散歩をよく見ますが、アヒルの散歩は初めて見ました。

そんな台湾らしさを見かけた礁溪でしたが、台北デパート内でもこの無印で見たオッサン。

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おもむろに着ていたシャツを脱ぐと、手に持っていた売り場のシャツを着ようとしている状況。
ジャケットやコートなど、シャツの上から羽織るものだと、こういうのもありなんでしょうけど、売り場の中で下着姿になってシャツを羽織るってありなの?

どこまでが個人らしさでどこからが台湾らしさかわかりませんが、日本では見たことがないこの光景。
どちらが正しいとか優れるとかではなく、こうした光景を目の当たりにし、やっぱりここは台湾なんだな、という思いが強くなる出来事でした。