戻ってきた台北 | たまのブログ

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職場や家庭で口走っている所感雑感を遺書代わり!?始めたつもりでしたが、いつのまにやら単なる日記に変貌することになりました
知識乏しく内容に誤りも散見されるかもしれませんが、我が思いに過ぎないということでお許しください


台北単身宅へ戻ってきた星期二。

台北桃園空港に着いた途端、爽やかに思えた日本と違うねっとりとした空気。
空気の体感粘度といえばよいのか、何と表現したらよいのかわかりませんが、重たい空気に包まれている感じ。
数日過ごした日本の空気がうらやましく思えますが、嘆いたところでどうにもならず。
それより、この空気だからこそ、という良い面に着目することが大事。
ということで、単身宅へ戻ると荷物もほったらかしのまま、ここへ出かけました。

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この空気を打ち破るには芒果雪花冰190NT$が一番でしょ!?

今日のフライトで「六月の雪」を読み終えましたが、そこにも6月オンシーズンのマンゴーを美味しく食べるシーンがありました。

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戻ったら冰讃行くしかないな、と影響を受けていたところに、べたっとした空気がまとわりつくので、さっそく冰讃となりました。

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ちなみに、コロナ前まで6月となれば、カミさんお仲間さんと台南に集結し、みんなで玉井のマンゴー市場へ行くのが定番化した時期がありましたが、台湾で食べた最高のマンゴーかき氷はこのマンゴー市場に隣接する玉井芒果市場芒果氷。

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店の奥で黙々とマンゴーを剝く老闆がすごくいい人な上に、このお店のマンゴーかき氷はマンゴーの産地らしさを存分に味わえる逸品。
6月らしさを味わいに再訪したいところですが、玉井までの道のりはちょっと不便。
駐在中にもう一度行きたいところの一つですが、今年は難しそうです。

こんな楽しみがある台湾へ戻る一日の振り返り。
「じゃあね」と一応声をかけて自宅を出ようとすると、ゴソゴソと起きて「いってらっしゃい」と言ってくれたカミさん。
自宅感のないオヤジとしては気持ち的にはバイバイに近い「じゃあね」ですが、それに応じて「さようなら」ではなく「いってらっしゃい」。
自宅を出る夫に対する妻としては普通の言葉でしょうけど、台湾単身宅へ帰るのか、それとも行くのか、という意識の違いを面白く感じています。

空港へ向かう電車内。

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通勤客には迷惑な、乗り降りしにくい大きなバッグが出入り口付近を塞いでいましたが、通勤客が下りると大きなバッグも車内あちこちに分散し、平常状態へ。
そんな電車で到着した空港で、土産や生活用品を詰め込んだバッグをチェックインカウンターで預けますが、日本へ戻るチケットのないフライトなので、居留証の提示が必要。
それ以外は観光旅行と同じ要領で出国手続きですが、イミグレでパスポートに押印してもらうのが半ば必須というのも旅行者との違いです。

そして長い通路を進み、ラウンジへ。

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自宅でカレーパンの軽い朝食に続き、ラウンジで二度目の朝食にもカレーライスは欠かせません。

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台北暮らしの中で、おいしいカレーライスが食べたい、という思いが強く、今回自分用の土産にもレトルトカレーは外せません。

そして、搭乗時刻。

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冒頭で記したように、機内では読書に没頭し、中断するのは食事の時だけ。
その機内食。

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メインを覆ったアルミシートをはがし、これが見えたときのガッカリ感。
魯肉飯や鶏捲、滷豆腐に滷蛋といった台湾食三昧ですから、以前だったら、お~台湾台湾している!と嬉しくなったと思います。
が、茶色く見えた瞬間に、また台湾食・・・とネガティブにとらえたところが、約半年の駐在疲れじゃないかと思えてきました。

そんな思いもありましたが、無事に桃園空港へ到着。

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入国審査も有人カウンターでパスポートに押印してもらいますが、この時も居留証を呈示。
だからかもしれませんが、入国カードの提出は求められず、あっさり通過。
これまでは通貨の両替もここで行いましたが、すでに現地通貨で暮らしているので両替は不要。
荷物も受け取ると、空港到着ロビーへ出ます。

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駐在者には権利のない旅行者向けの抽選を初めて見ましたが、皆さん楽しそう。

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ちなみに権利のあるカミさんは、何度チャレンジしても楽しい思いをしたことがないみたいですから、まだまだ徳の積み方が足りないのでしょう!?

ここから台北市内への移動手段はバスしか眼中になく。

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Googleマップでみた1961路線バスの乗り場へ。

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31分発のバスに乗るにはいいタイミング。
そのバスが5分ほど遅れてきましたが、まぁそれくらいはねぇ。
荷物も預け、悠遊カードでバスに乗車できるのもありがたい。
ガラガラの座席に座ると、あとは出発を待つだけ。
ですが、これがなかなか出発しない。

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31分発とするGoogleマップに対し、バスが出たのが50分。
このからくりはさっぱりわかりませんが、出てしまえば楽勝。

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こうしてMRTよりも近いバス停で下車することができ、もわっとした空気が澱む単身宅へ帰りつきました。

移動以外、何もしていない一日ですが、非常に疲れました。
それでも明日から定常業務。
身も心も仕事バージョンに切り替えるよう、そろそろ準備を進めます。