良く焼けましたね、と朝一に言われた週明け星期一。
通勤車のピックアップを待つ日焼け顔が、またどこか行って来たな、とばれたみたい。
しかし、日焼け止めも塗ってたし、天気も曇りがちだし、顔の火照りもなく、日焼けしたつもりじゃなかったんですが・・・
体質の弱さは皮膚にも通じており、紫外線に対する軟弱さはドラキュラ並みと自覚しているので、気を付けてはいるつもり。
でも、吹き出す汗で日焼け止め効果も流れてしまったのでしょう。
あるいは、天気が持ち直した昨日、ちょっと外をうろついただけですが、ノーガードにはそれだけでもきつかったのかも?
いずれにしても、台湾の紫外線を甘く見ちゃいけないってことなんでしょう。
それほど肌が弱いにもかかわらず、休日は外へ出たがる台北暮らし。
普段の運動不足解消のため、休日くらい、しっかり歩きたい。
ただし、単にウォーキングなんてのは嫌いだし、行ってみたいところがまだまだ山積状態なので、どこかへ行くとなれば自ずと歩きます。
何度となく一人で過ごした週末に出歩くこともあったので、記憶がそろそろ失せる中、思い出しながら書いてみます。
まだ記憶が多少は新しい先々週の週末。
出かけた先はMRT象山站。
駅前の象山公園は地名にちなんで象のモチーフ。
この象山エリア含め四獣山歩道路線図なんてのもありましたが、手ごろに歩けるスポットとなっているようで、その一つの象山に登ってみようとやってきました。
象山公園を突き抜けた先に、象山へ登る階段があります。
下りてくる人の姿を見ても、普段着でちょっと登ってくる、くらいの感じで、象山自然歩道の整備された階段を上ります。
分岐では象山の右ルートへ。
街中の登山道らしく、ベンチの象山モチーフも洗練されたデザイン?
そんなスマートな石段であっても、やはり不慣れな体に上り続けるのは結構負担。
息も上がれば、汗も止まらなくなります。
と、苦しげな状況が続いているところに、第一の景観台。
ここから眺める台北の街中。
雲が低く、台北101の上部は雲に隠れていましたが、時々雲が流れて101の全貌が現れることも。
風が通るここで汗が止まるまで一旦休憩をはさみ、水分も補給し、息も整ったところで、再び上を目指します。
「站在半路、比走到目標更辛苦」を訳すと、「途中で立つことはゴールに到達することよりも難しい」って???
中途半端に登るのをあきらめるのではなく、最後まで頑張って登れ、みたいな意味だろうと勝手に解釈し、まだまだ上へ。
すると、象山と記された石標。
ようやく登り終えたかと思うと、ここは巨石群でした。
ここにも景観台。
少し時間をかけてみていましたが、残念ながら、101上部の雲が厚く、101の姿全体を見ることができませんでした。
さらにもう少し上りが続き。
ここには休憩場所や遊具もあり。
そして、その一角には象山山頂の標識も。
低い山ですが、きつい階段を制覇し、登頂成功。
その山頂で記念写真を撮るスポットも。
それに対して、登頂記念にここで懸垂するオヤジ。
しかし、こんなところに懸垂用鉄棒を設置するかね、普通・・・
階段を上り続け、さらに山頂での懸垂でホトホト疲れたところで、下ります。
まだまだ踏み外すようなヘマはしないという自信過剰ですが、下りは速めに攻めたので、あっという間に階段入り口まで下りることになりました。
そんな短い象山登山道でしたが、慣れないせいか、太ももと股関節に疲労。
ある意味、期待通りのちょうどよい疲労感とも言えますが、当然ながら、たかがこの程度でもきついのはきつい。
しかし、そのきつさに身も心も負けるわけにはいきません!
こうした負荷を時々かけ続けることで、心身共々、衰えの進行に多少なりとも抗うよう努めます。