たまのブログ

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職場や家庭で口走っている所感雑感を遺書代わり!?始めたつもりでしたが、いつのまにやら単なる日記に変貌することになりました
知識乏しく内容に誤りも散見されるかもしれませんが、我が思いに過ぎないということでお許しください


台風10号の影響が気になる星期四。

無論、台湾への影響ではなく、九州への影響でしたが、すでに勢力が衰えつつある様子。
一方、台風によってもたらされる湿った空気は日本各地に大雨を降らせているようで、交通も混乱の最中。
農業国でありながらこうした自然災害が多いことが、私よりも公を優先する日本精神を育む一因になった、と十数年前の夜の部で聞いた上司の考えが、今なお脳裏に浮かぶオヤジです。

そんな今日でしたが、職場で配信される台湾のニュース記事に目を通しながら、記事の写真を見ると、あれっ!
名前が記されるトピック主役のそばに、実兄が写っていました。

先週末に台湾に来る予定があるようなことを以前聞いていましたが、結局何の連絡もなかったので、来たのかどうかもはっきりしませんでしたが、やっぱり来ていたんだ。
とは言え、記事になる御一行様≒公務の一員でしょうから、まったく暇もなければ、まぁ大変だったろうな、と思いますが、また近々、一企業としての台湾出張で自由度も少しあるようなので、次回はお互い時間を作れたらと思います。

さて、苗栗三義訪問記の続きは、舊山線鐵道自行車のレールバイクで龍騰站を出て、內社川鉄橋手前の折り返しで戻り始めたところから。
復路はイルミネーションのトンネルを抜けたところで、一同途中下車することに。

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簡易的な駅ホームを出ると、軽い飲食の他、ここの名物と思われるピーナッツ店が試食用を配りながらしっかり営業中。

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ただ、再出発までに時間がどれほどあるのか、説明されているのでしょうけど、把握していないので、見たいものを早く見ておこうと先を急ぎ、道を下っていきます。
そこに姿を見せてくるのが龍騰断橋遺址南断橋。

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川のある谷の向こう側にも龍騰断橋が続きます。

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元々は1908年に作られたこんなレンガ造りのアーチ橋。

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1935年の大地震で崩壊し、その崩れたままの橋脚が遺構として残されています。
レールバイクの一行に対し、最初に説明し、そのまま引率するオバチャマもこの橋脚まで来ていたことから、時間には余裕。
そこで、橋脚上部にも登ってみました。

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また、橋脚に根を張る樹木にも、ここの歴史が反映されているようです。

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その脇に、その後に作られた鉄橋。
かつて廃線となりましたが、今は台湾初のレールバイクとして利用され、別の組の御一行様が通過していきました。

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こうしてレールバイクに戻ると、もう近くの龍騰站に向けて再出発。

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龍騰站で降りると、チケットカウンターそばの売店でこれがよく売れていました。

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この「乖乖」って食べたことあるかどうかわかりませんが、少なくとも買ったことはありません。
でも、想像以上に台湾人には生活の一部と言えるような存在感を持つスナック菓子らしく、台湾固有の乖乖文化に手を染めてみようかと思うくらいです。

この日のメインイベントであった旧山線鉄道自行車の龍騰站も終えたことで、後は帰るだけ。
ですが、この苗栗の山奥ではバスもなければタクシーもないので、もう少し賑やかな勝興站までまた歩く?
でも、勝興站だってバスもなければタクシーもいるかどうかわからない。

一人だったらこんな無謀な行動はしないと思いますが、知らぬが仏状態で、あまり気にせず、龍騰站近くのドライブイン的食堂へ行って、タクシーを頼んでみることに。

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とりあえず、食堂メニューには見向きもせず、売店のタロイモアイスバーを買って、三義駅までタクシー呼べないか頼んでみると、OK。
20分ほど待つということで、のんびり一休みですが、タクシーが来るにも20分ほどかかる辺鄙なところということ。
やはり、単独行動のときは、こんなリスクは冒せないと思います。

タクシーを待つ間、近くの席で華やかなボディペイントの最中だったので、写真を撮ってもいいか尋ねてからパシャリ。

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入れ墨は嫌いですが、こういうのは洒落ていていいなと思います。
すると、筆を執っていたオバサマが、カミさんに書いてあげようか、と。
せっかくの機会なので、とお願いすると、油桐花一輪を描いてもらっていました。

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さらに、あんたもどうや?とありましたが、丁重にお断り。
そうするうちにタクシーがやってきて、事前に交渉済みの320NT$で三義駅まで送ってもらいました。

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以前、こちらのQBハウスで散髪した時、日本語話せる担当者との話で苗栗に行ったことを告げると、苗栗だったら三義へ?と言われるくらいですから、ここが苗栗ではメジャーな観光スポットで、駅の様子からはレールバイクと龍騰断橋が売りなのかと。
にしては、ちょっと遠いし、寂しい駅だし、あとは山奥だからか木工細工が有名?

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一風変わったデザインの木工細工でした。

この三義からも一筋縄ではいかないようで、20分待ちくらいの北湖行きで竹南まで行き、そこから台北までバスで帰ることに。

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往路のバス停からの乗車と違い、復路は余裕をもってバスに乗車することもできました。
その際、当たり前のように悠遊カードをピッと。

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すると、突然運転手がギャーギャーわめきだすことに。
チンプンカンプンなことを言い続けては、台北に行くのか?みたいなことを言っていたようで、そうだと答えると、しょうがねえな、そこに乗ってろ、みたいな感じ。
これが国光バスの特徴と学習しましたが、途中頭份ターミナルでおろされ、台北までのチケットを窓口で買うことも学びました。

今となってはこの時の経験がとても役に立っており、いろんな意味で学びの多い苗栗の銅鑼三義へのバス旅となりました。