台風18号の影響で今日も台湾全体が休みとなった星期四。
じれったい台風は結局台湾南部に停滞し、北部へ来ないまま熱帯低気圧になる模様で、明日はようやく上班上課、通常出勤日となりました。
台北は雨風時々強くもなったのかもしれませんが、休みにするほどの風雨でもなく。
なのに部屋に籠ってメールで仕事をこなさなければならないのが、性に合わないこともあってかなりのストレスになったみたいです。
そのためでしょうが、まだまだ未熟な性格なので、メールでぐずぐずした対応のやり取りを見るとついつい攻撃的となって、つべこべ言わずにさっさとやれ！的な文面。
知行合一を理路整然と求めるような表現にすればよいのでしょうけど、精神的に未熟すぎ。
至誠にして動かざるもの未だこれあらざるなり
と言葉を知っていても、その行動ができなければ意味がなく、まさしく知行合一に悖る未熟さを反省しなければなりません。
それもこれも台風らしくもない天候なのに職場に行けない苛立ちや焦りがあるからと思いますが、一方で台風の影響が大きいエリアも存在。
あちこち酷い状況が報じられていましたが、オヤジの目には高雄のコンテナエリアが印象的。
あんなどでかい40ftコンテナがふわりと浮いてはすってんころりんってのが信じられない光景。
中身が空といっても4トン近い重量があるコンテナ。
普通だったら雨風よけになりそうな頑丈なコンテナも、猛烈な台風の時は逆に危険な存在と認識しておいた方がよさそうです。
高雄をはじめとする台湾南部は台風暴風雨圏内の影響で猛烈な雨風に見舞われましたが、圏外の北部でも湿った空気が運ばれて豪雨となるところがあるのも台風らしさ。
昨夜、台風情報を流し続ける放送を見ていると、基隆や瑞芳も台湾南部以上に大雨でしたが、あちこちで道路の冠水や土砂崩れの被害も出ている様子。
雨が多いことで有名な基隆であっても、今回の雨は想定以上だったのかもしれません。
そんな今日も停班停課で朝食屋さんは軒並み休みなのか、それとも影響の少ない台北なので気にせず営業しているのか、様子見兼ねて朝食のあるカフェ昊醇咖啡へ初訪問してみたんですが、やっぱりシャッターは降りたまま。
これも想定内なので、続いては最近行けていない台湾朝食の世界豆漿大王へ。
休みの可能性が高いと思ったのですが、嬉しい誤算の営業中。
ここへ来たら外せない鹹豆漿に加蛋とし、昨日に続いて玉米蛋餅もオーダーしての内用。
酸菜が程よく効いてぶれない美味しさの鹹豆漿をその場で食べたいからの内用。
普通においしい蛋餅だけなら外帯したかもしれませんが、ボリューム的にも適量。
食べ終えて80NT$支払ってお店を出ます。
朝食食べたばかりですが、気になる朝食店をチェックして歩くと、露天早餐も営業中のようで、雨の中に立つバイク配達員の姿がありました。
また、もう一つ好きな朝食店の而立早餐店も営業中。
ここのフレンチトーストセットが好きなことから、昼食用にミルクティーをつけて外帯170NT$。
こうして雨の中、風を気にしながら傘をさして部屋へと戻りましたが、途中でヘマをこいてミルクティーを路上に落とす羽目に。
さらに慌ててメープルシロップまで紛失したようで、おいしさ半減となるお昼でした。
そして午後も夕方が近づく頃、今日もジムのトレーニングルームへ。
昨日は有酸素運動のみだったので、今日は筋トレのみ。
食事以外、部屋にこもりっきりなので、こうした設備を利用し、身体を動かせるのが非常にありがたい単身宅です。
そして夕飯は定番のデパ地下サラダ。
昨日食べるつもりが、今夜へスライド。
新鮮が売りのサラダであっても、ズボラなオヤジはこれくらいへっちゃら。
誠品南西のTG 蔬坊The Greeneryの4種類選べる大サイズ209NT$は種類も豊富でおいしい上にぎゅうぎゅう詰め込んでくれるという嬉しい存在。
サラダを毎日のように食べられる日本と違い、オヤジが利用する店でサラダを見る機会はほとんどないので、旅行者向きではない月に何度も利用するお気に入りの一つです。
こうして20時を迎えると明天上班上課が報じられ、職場連絡網からもその通知。
やっと職場に出られる。
やっとサーバにつないで仕事ができる。
日本他、海外からもいくつか依頼案件があったものの、調べる必要がある内容については休みで動けないので遅れるお詫びのみ。
明日はそれをいち早く、ですが、飛込予定もこの間に組まれたので時間的に厳しい･･･って2日間も仕事しなかったので当たり前ですね。
何をどう振るか、事前に考え、極力効率よく捌きたいと思います。
さて、連日書いていた基隆訪問記の続き。
今回大雨に見舞われた基隆ですが、当日歩き回ったところ近くも今日のニュース映像で報じられていました。
実際、歩いてみるとよくわかりますが、ポコポコとした急斜面のある起伏が多い基隆。
洞窟が多いのもその地形によるものと思いますが、和平島から街中まで散策し、一通り見るべきところは見て、食べるべきものは食べ、駅まで戻ってから、さぁ帰ろうというカミさんを半ば無理強いし、最後のおまけ程度に駅裏路地の斜面を登り始めたところから。
歩き始めるとすぐに案内板があったので、この程度だから、とカミさんをなだめては、さっさと先へ行くオヤジ。
でも、当たり前ですが、こんな急勾配は嫌がられます。
その途中に過去のイベント痕跡？
気を逸らすのにちょうどよく、気分転換したところで再出発。
このまま真っ直ぐ、もう少し上まで登ると案内板に書かれていた太平国小へ。
この学校の裏に目的地があるはずなので、そのまま階段を登ると、小学校と思っていたのが廃校のようで、何かイベント会場みたいな感じです。
その旧校舎の右先へと向かっていくと、目の前に現れまたのが虎仔山基隆地標。
雨も上がり、雲の合間に青空も見え、気持ちがいい。
さらに近くまで接近し。
KEELUNG文字盤前のベンチに座り、夕暮れ迫る街並みを見下ろすのも気持ちよさそうなスポットです。
ただし、蚊がいるので虫刺され対策は必須です。
基隆駅から大した距離でもなければ大した上りでもないので、時間さえあれば立ち寄る価値があるところと思いますが、翌日、カミさん知人との食事の席ではブーブー文句を言われました。
その割には写真撮りまくっていたように思いましたが･･･
一通り写真を撮ったところで、立派になった基隆駅へ降りていくだけ。
基隆からは始発の電車なので、ゆっくり座って台北までバスより安い41NT$。
安くて手軽に行ける基隆にはまだまだ見たいところが山積しているので、今後も気が向くたびに行ってみようと思います。