今回の一時帰国、私ひとりでの帰国ゆえ、日本国内旅行も予定していないし
時間がゆっくり感じられて嬉しい限り
ゴールデン・ウィーク真っ最中だし、どこもかしこも人、人、人・・・
それでも、昔は日本国内を旅行するのに躊躇することはなかったと思うけど
ここ数年、外国人が異常に多すぎて、どこかへ行こうという気がまったく起きない。
唯一、母と行こうと思っていた札幌へのお墓参りも
「なんとなーく、今回は行く気にならない・・・」という理由で
ホテルや飛行機のことも調べていないし、行かないことにしました。
ま、関東地方あたりが暑くても、そこは北海道。まだ寒い日もあるらしく
連休明けは天気も悪そうなので、残念だけど、行かない方が年寄りにはいいのかも。
普段から、なんとなくそういう虫の知らせ的なことを信じている母なので
私も無理強いはしません
「来年はもっと歩けなくなっちゃうかもなぁ~」とも言っているけれど
高齢の母と一緒に旅行をするには、ゆっくり歩いても大丈夫な時間の余裕がないと
無理なので、まぁ、来年、行けたらいいな。。ぐらいに思って、
そうできるよう祈っとこっと
天気の良い日は、できるだけ母の散歩に付き合うようにして、30〜40分ぐらい
実家の近所をプラプラする日々。のんびりしていて幸せ時間
桜や芝桜、菜の花の季節も終わり、今はオレンジ色のポピーがいたるところに
咲いています 田んぼの田植えも始まりました。
そして、母が丹精込めて世話をしているバラちゃんたちが、次々と
咲き始めて、私たちも忙しくなってきましたよ。
薄い紫色の『ブルー・ミスト[Blue Mist]』
『ラ・レーヌ・ビクトリア[La Reine Victoria]』は、
中輪のカップ咲きで、コロンとしたポンポン加減がかわゆい
あとは、結構前からある『ホワイト・エデン[White Eden]』とか、
薄い茶色が渋い『ジュリア[Julia]』とか、
波打つ花弁が優雅な『ロココ[Rokoko]』ちゃん
母が買ってきた当初、あまりにも強烈ないい香りでびっくりして以来、
大好きになった『フランシス・ジュブレ[Francis Dubreuil]』も大きく成長
半つる性で、かわいらしい淡いクリームピンク色の『ペネロープ[Penelope]』
で、クリーム色の斑入りの葉を持つ『ヘルシューレン[Verschuren]』
見た目がとても爽やかです。
けど、花の中にカナブンが潜んでいる可能性大
何種類ぐらいあるのかな〜?
50本以上あるのかも この前、山新に行った時、また買ってたし
アメリカにいても草刈り。日本にいても草むしり・・・
なんだかな〜 規模は違うけれど、やっていることは一緒だな ははは。
窓掃除に、エアコン掃除、庭掃除、布団干し etc. etc.
日本には、掃除しに帰ってきているという面も多々あるけれど、
あまり力仕事とかできなくなっている母親の役に立てるのは、娘としても嬉しい
そういうことができるのも、親が健康でいてくれるからなので
最近は、今ある当たり前は当たり前だとは思わずに、
何事にも感謝して過ごそうと、しみじみ思うようになりました。
私が日本にいる間、自由気ままに過ごしているだろうグリだって
いろいろな事情を抱えているし、そもそも2ヶ月も日本滞在を許してくれるなんて
いやいや、私は幸せだ。母にも夫にも甘やかされている50代
5月になって、アメリカに戻るカウントダウンが私の中で始まっています。
この時間が一番嫌。帰路の飛行機に乗るまでのことを考えると、辛くなる
2箇所も帰れる場所があるというのは、ものすごく恵まれていると思うけど、
体はひとつしかないからね
あと何回これを繰り返すのか? 何回繰り返すことができるのか?
日本での暮らし、勝手知ったる故郷。
心地良すぎて、夢のような毎日が過ぎています。
けど、私の戻るべきところは、グリのいるアメリカなのよね。。
自分で選んだ道とはいえ、国際結婚の覚悟、苦労、複雑さって、
分かってくれる人が身近にさえあまりいなくて、少し落ち込む。。
当たり前っちゃー当たり前か、、、 知らなくていいことだもんな
こんな思いをして歳をとっていくのだろうけれど、
自分にしか自分を幸せにできないのも分かっている。
日本にいても、アメリカにいても、実際、私は幸せに過ごせているのだから
感謝以外の何ものでもない。本当にありがたいことです
「置かれた場所で咲きなさい」
“Bloom where God has planted you.”
歳とともに不安や悩みが増えてきたような気がするけれど
身の丈の範囲内で楽しく、これからも幸せに過ごしていけたらいいな
もう少し日本滞在を楽しむよーん
久しぶりの爽やかな日本の5月らしい気候、めっちゃ気持ちいい〜