- 前ページ
- 次ページ
実のなる植物を育てる際、次の工程になるだろう
①種を植える
②水を与える
③実を収穫する
①②③全てが揃って1サイクルとなる
細かく書けば、肥料をやるや土壌を耕すなど工程はたくさんあるがその全てが揃って1サイクルとなることは変わらない
特に上記3つのことは
1つでも欠けていたら
サイクルは回らなくなってしまう
種を植えなければ何も始まらない
水を与えなければ枯れてしまう
収穫しなければ育てることが何かしらの結果が得られず
ただの自己満足になってしまう
もし、ただの観賞が目的なら収穫は無くてもいいが
生活がかかった「仕事」として育てていたらそんなわけにはいかないだろう
『収穫』がないことは『結果』を得る目的の場合、命取りになるのだ
これはあなたがやっているお仕事や夢など
全てのことにも当てはまる
例えば
知識ばかりを勉強しても
実際にその知識を使わなければ何も成果を得ることが出来ないように
しかし安心して欲しい
人には得意不得意分野は必ず存在する
もしサイクルが形成されなければ
あなただけではなく
そのサイクルを補うパートナーを見つけることでカバーは出来るのだ
あなたの夢は『サイクル化』されているだろうか
あなたの『基本的尺度』はどんなものだろうか
その尺度であなたは全ての出来事を捉え
あなたにとっての意味付けをしている
例えばあなたの尺度が
『自分はツイてない人間なんだ』
というものであれば
1つの失敗に遭遇した時
あなたは自分の人生を呪うだろう
あなたの尺度が
『自分自身成長し続けたい』
というものであれば
1つの失敗に遭遇した時
あなたは1つの大きな教訓を得たと喜ぶだろう
出来事はあなたの基本的尺度により
あなたにとってプラスにもマイナスにも
変わる
笑顔が多い人は
この基本的尺度が自分にとってプラスになるような焦点をよりたくさん持っているだけなのだ
また基本的尺度は分野によっても変わってくる
例えば
仕事に関してはいい尺度を持っているのに
恋愛になると芳しくない尺度になってしまったりするなどである
あなたの基本的尺度はどちらに近いだろうか?
分野別に考えて欲しい
困難や問題は
乗り越えれば乗り越えるほど
あなたの『人格』に深みを創り出してくれる
苦労をしろ
と言っているのではない
その問題を『考える』という『経験値』が
あなたの選択肢に『彩り』を加えてくれるのだ
考えると必ず何かしらの感情が発生する
彩りはどのように出来てくるのかというと
あなたが困難や問題に立ち向かった時に
その問題のことを考えたからこそ
出て来た『気持ち』を体感し
その気持ちを理解出来るから生まれるのだ
人の深みとは彩りの多さにある
他人はその彩りの多さにその人の『器』を感じるのだ