みなさん、こんにちは。
今年の共通テストの数学は点数が下がり、「難しくなった!!」という声を聞いたことがある人は多いと思います。
実際に問題は見ましたか?
「難しくなった!!」という声を鵜呑みにしてはいけません。
問題を見ますと、難しくはありません。
受験生が傾向に慣れていないだけです。
この「慣れ」というのは数学力とはまた別の能力です。
この「慣れ」を鍛えるためには、同じような傾向のものをやるしかありません。
その「慣れ」に加えて盤石なる数学力。
これさえあれば、数学は全く怖くはありません。むしろ本番が楽しみになるのではないでしょうか。
例えばこんな問題。
見ただけで、「無理だわ!」となってしまった人、いるのではないでしょうか?
まるで英語の会話文のような始まりです。
しかし、そんなのは見掛け倒し。
もともと三角関数は測量にも使われているものであることを考慮すると、こういう図が出てくるのもなんの不思議ではありませんしそういう背景的な部分がわかっている人にとっては自然に受け入れられるものであったと思います。
また、下記のような図もありました。
グラフの問題です。
グラフも、日常的によく使われるものであることを考慮すると、ビビる必要は全くなく自然と問題文の中に集中できたことだと思います。
このような背景力をどうしたらつけられるか。
それは、数学が好きになること。
数学に興味を持ってもらうこと。
本来はそうですが、受験生は忙しいですよね。
ですので、とりあえずこれやってください。
最低限の数学力が身につきます。
1A2Bが必要な人は左。1Aか2Bのみ必要な人は中央か右。
1Aか2Bのみ必要な人でも左でも代用は可能。
これの大切なのは「解くこと」ではなくて「間違えた問題をやり直す」こと。
解くよりも、この直しは3倍ぐらい時間がかかります。
ペースは1週間で大問10つ。
最低このペースで。
手をつけたら2ヶ月半で終わらせるのがミソ。
間違えた問題は、必ず翌日も解くこと。
これは本当に大切。
リバウンドでは、間違えた問題を必ず見返すこと!
3周はやり込んでください。
全ての問題が、全てスラスラ解けるようになったら完了です。