秦野高校訪問 神戸校長のお話 | 秦野市個別指導・地域一番塾を目指す早稲田アルパス東海大学駅前校のブログ

秦野高校訪問 神戸校長のお話

今日もありがとうございます。塾長です。

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私の所属する、神奈川県私塾協同組合の事業としての高校訪問、今回は秦野高校にお伺いしました。

 

秦野高校は民間学習塾との交流に寛容で、先代の時乗校長先生から現在の神戸校長先生まで、もう6年連続でのおつきあいです。

 

神戸先生は4年目ですが、相変わらず熱い方でした。

 

ここでは書けない重要な話以外で、いくつか秦野高校の取り組みと私が感じたことを書き、ぜひ高校選びの参考にして頂ければと思います。

 

小野寺副校長(秦野高校出身)から、学校側のイチオシとして、ぜひICT利活用研究推進校(全国で3つしかない)として生徒たちが生き生きと授業を受けていることを伝えてくださいとのことでしたので、その部分について。

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昨年度から始まったこの制度ですが、県や民間企業からの協力で、立派なICT教室が出来上がりました。

 

昨年はこの部屋も見せて頂いたのですが、その写真を秦野高校出身の講師たちに見せたら、あまりの変わりように驚いていました。

 

上の写真の右上がその教室です(写真は学校より許可を頂いて掲載。パンフレットをお持ちの方は8ページをご覧下さい)。

 

タブレットPCを88台所持し、それを利用した研究授業を各教科で行っています。

 

また、校内どこからでもウェブ接続可能な高速ワイヤレス・アクセスポイントも設置されています。

 

これにより授業内で生徒同士が教えあったり、授業も視覚的に深く理解しあう環境となり、これからの社会で役立つスキルを、他の県立高校より早く大きく育てることができるのでしょう。

 

次は、私のイチオシです。

 

『高校時代に確実に海外研修に行きたいなら秦野高校に行け!』

 

これです。

 

他の高校でも(海外修学旅行を除き)海外研修がある学校もありますが、必ずしも全員行けるとは限りません。

 

希望者の中から選考に受かった人だけということが実際にあります。

 

私はその選考のための小論文についてアドバイスしているので、それを考えると確実に行けるほうが良いでしょう。

 

これも、何度も校長先生に「本当に希望者全員行けるのですか」と確認したのですが、「行きたい人は全員行ってもらう。約束しているから守ります」とのことでした。

 

平成26年に姉妹校となったオーストラリアのカジョリーナ・シニアカレッジとの交換留学という形で、先方の生徒も日本に招き、その1か月後に研修旅行に行くという形です。

 

これについて、同行した他塾の先生が、「実際に行った生徒がとても満足していた」と話していたので、昨日授業だった秦野高校の生徒に聞いたところ、その生徒はいかなかったけれど、仲の良い生徒は行き、やはりとても良い経験になったと話していたそうです。

 

この事業は新1年生も参加できるので、来年夏にオーストラリアに行きたい中3生、そういう経験もできる高校ということでご一考下さい。

 

3つ目、昨年が創立90周年でイベントがあったのですが、そこで卒業生も含め盛り上がり、既に2026年の創立100周年記念事業に向けて事務局を立ち上げたそうです。

 

神戸校長がその事務局長になったので、例え校長が変わっても神戸先生は頑張ってくれるそうです。

 

その他入試への取り組みなどは学校説明会やパンフレットに掲載しているので、ご希望の方は秦野高校へお問い合わせください。

 

当校にも配布用のパンフレットを設置しておきますので、是非ご覧ください。

 

長くなるのでまとめますが、神戸校長がこの4年間で行ったことを一言で表すと『仕組みづくり』です。

校長も仰っていましたが、生徒が楽しんで自分から動くようにならないと、本当の成長にはならない。

 

しかしそのためにはまず教員が楽しんでさらに自分たちがやりたいようなアイデアを出し合い実行できる環境が必要で、その仕組みができれば、あとはどんどん動いていく。ということです。

 

ですから今は、若い先生たちを中心に、新しいこと、生徒や先生、地域のためになることを色々と考えられる体制になってきたとのこと。

 

これからの秦野高校も楽しみです。

 

当校は場所柄、講師をはじめ商店会の人々や生徒の保護者に秦野高校卒業生が多く、最も秦野高校を推しているのですが、どうしても高校は「大学進学率や設備、利便性」などで比較されることが多く、同じくらいの偏差値の高校より人気が出ないのが残念です。

 

人気が出ると倍率も高くなるので学習塾としては複雑ですが、それでも地元愛を優先に、秦野高校を応援していきたいと考えています。

 

ちなみにチアリーディング部は2017年全国選手権第1位です。

 

草創130年、創立90年の歴史ある文武両道校に、自分の人生のうち3年間を預けてみませんか。