こんにちは、広報長です。


長らく当ブログでも、『青の季節』の歌詞である四月の鯨について悩んできました。

もともとは、くじら座のことを歌ったのかな?と勝手に想像していたのですが、しかしこれは秋~冬の星座でありますから、その辺りの整合性が…

また全国各地に鯨にまつわる伝承があることも分かってきたのですが、やはり決定打に欠けるような状況でありました。


まあその過程で、八月の鯨という映画の存在が視界の隅でチラチラしていたわけですけど、どうしてかスルーしていたσ(^_^;)どう見ても怪しいのに…

結論と致しましては、これが正解!!感が強いのであります。

ちなみに『青の季節』が収録されたアルバムは1995年の『さよなら にっぽん』であり、片や『八月の鯨』は1987年のアメリカ映画ですから時間的には問題ナシでしょう。

申し上げるまでもないでしょうが、『青の季節』というのは人の命を水に、一生を川の流れに例えて、まさしく生々流転、輪廻転生のようなことわりを歌った作品です。


『八月の鯨』は岩波ホールの20周年記念で上映され、つい最近も45周年記念でリバイバル上映されたのでありますが、公式サイト をよく読んでみてピンときたのですな。

コチラ はストーリー解説なのですが、概要としては老姉妹2人の暮らしを描いた、とても静かな作品のようです。

リビー(姉)とセーラ(妹)は、毎年、小さな島の入り江に面した別荘で夏を過ごし、そこにはかつて鯨がやってきていたのだそう。

かつてリビーは、セーラが第一次大戦で未亡人になった際、その心の支えになったのであるが、しかし今ではリビーの体が弱ってセーラが彼女の世話をしている状況…そんな状況に苛立ちを感じ、ここを訪れる老人たちとの付き合いにもリビーは溶け込むことが出来ないでいるのであります。

そういったリビーのコンプレックスなどもあって、セーラも人間関係に傷ついた際、亡夫の写真に向かって「あなたが生きていれば…」とつぶやくシーンがあるのだとか。

最終的にはリビーとセーラは2人で生きてゆくことを決めるそうなのですが、最後、2人で鯨が現れなくなった海を眺めるシーンで終わるみたいです。


人生の最晩年、亡き人を懐かしみながら、家族に寄り添って自分自身も見つめ直すところに鯨がオーバーラップするような作品ですから、これこそ『青の季節』の精神ともぴったり重なると感じたところであります。

アマゾンでもDVDが販売していますから、是非とも一度観賞したいと考えております。



さて、新歓期も過ぎ去り、そして遂に当会も念願の現役メンバー50人突破を果たしましたが、まだまだ(期限を問わず)入会をお待ちしています。


ともかく早稲田大学さだまさし研究会は、皆さんの仲間入りをお待ちしています(σ・∀・)σ

実は、メンバー数40名ほど、男女比も2:1と明るいサークルなのであります。

それからインカレサークルですのでおよそ東京周辺の学生(短大、専門学校も!!)なら所属は不問です。


また2年生以上の皆さんも大歓迎です!!

今まで興味があったけど踏ん切りがつかなかった…大抵、2年生以上の新会員はそう仰いますσ(^_^;)


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