明けましておめでとうございます、広報係一年の水谷です。


12月31日から1月1日にかけて本道場にて年越射会が行われました。今回は早稲田大学高等学院と早稲田高校の生徒と合同で行ったため、大晦日でありながらもご覧のとおり大勢の人で道場が賑わいました。



今回は大学生と高校生が入り混じって立を組みました。



矢振りの様子。



お互いあまり知らない人と一緒の立になるかもしれませんが、これを機に交流が深まればと思います。





メンバーが決まれば即開始です。全員で108中を目指して引いていきます。








夜遅くではありましたが、高校生の皆もとても凛々しい表情で引いておりました。





ここで0時をまわりそうであったため休憩をはさみます。あらかじめ用意しておいたおしるこを振る舞いました。



そしていよいよ新年へのカウントダウン。日付が変わる瞬間はお馴染みの・・・



明けましておめでとうございます!!





皆で囲んで食べるおしるこは体だけでなく道場全体も温めてくれました。

一息ついていよいよ後半戦。108中まで残りあと僅かです。





新年最初の矢はなんとしてでも中てたい、そんな気持ちが伝わってきました。

100中に到達したところで的を八寸に変えます。肉体も精神もだいぶ疲れているため、中てることがより困難になります。



そんな中でも着実に一中づつ重ねていきます。





ついに107中になりいよいよ大詰めとなりました。的は更に小さく五寸になりました。

もはや全員疲弊しきっておりなかなか中てる人が現れません。







こんな状況下でも高校生は果敢に挑戦しておりました。

誰もが引いいている人に希望を託して見守りますが時間だけが過ぎていきます。しかしその流れを断ち切る者がついに現れます。





お見事!!

中てたのは長沼くん、なんと早稲田大学高等学院の一年生です。新年早々いいスタートが切れたのではないでしょうか?おめでとう!!

こうして高校生、大学生が共に力を合わせて無事108中を達成することが出来ました。射会としてはこれで終わりでしたが、練習自体はその後も可能であったため和気藹々としながら引いたり休憩したりして過ごしておりました。

2016年を迎えまもなくシーズンが始まろうとしております。前シーズンで得た教訓を基にオフシーズン中も各自練習に取り組んでまいりました。今年こそ我が部の目標である一部昇格と王座奪還を達成できるよう今後とも部員一同、誠心誠意、練習に励んで行きたいと思いますので今シーズンも早稲田大学にご声援の程よろしくお願い致します。最後に2016年が早稲田大学弓道部にとって、また皆様にとっても幸多き年であることを心よりお祈り申し上げます。