こんにちは。広報係2年の新津です。

6月20,21日に全関東学生弓道選手権大会が開催されました。


全関東学生弓道選手権大会、通称「全関」
全関は関東一円の学生射手が日本武道館に集い、持てる技術をぶつけ合う大会です。関東の射手にとってこの場で引くことは目標の一つであり、名だたる強豪が熱戦を繰り広げるさまはまさに圧巻といえます。


全関団体予選の様子


全関の最大の特徴はその雰囲気です。
通常、弓道競技というものは静寂に包まれ、ひりつくような緊張感の中で行われるものであります。
ところが全関にその認識は通用しません。全関では各大学が自チームを大声で応援することが許されているのです。そのため会場の日本武道館は応援の声で震えるほど。熱気に包まれた弓道は学生弓道ならではといえましょう。

 
左)早稲田の立。手前から、森川(2年)、光明(3年)、吉田(4年)
右)早稲田の立。左から、大久保(4年)、高橋(2年)、廣瀬(3年)、島村(4年)、中谷(1年)、中村(3年)


射手にとって、武道館にあふれる声援は良くも悪くも影響を与えます。当然ながら他大学の声援が耳に入って集中を乱されるといった場合もあるのです。
それだけに射手には技術力だけでなく、己の射術に集中できるだけの強い精神力も要求されます。


競射に挑む大久保(4年)。男子はこの競射で決勝トーナメント進出を決めました


このように各チームが全身全霊で弓を引く戦いを、早稲田大学弓道部女子代表が制しました!
全関の優勝は3年ぶり7度目となります。

 
女子団体決勝の様子。


決して楽な戦いではなかったことでしょう。
勝利への追求。射の追求。追求の心を守り抜いたことが勝利を呼び込んだのでしょう。


全関制覇!左から、小田代(2年)、吉田(4年)、森川(2年)、森(4年)、光明(3年)


早稲田大学弓道部はこの勝利を驕らず、しかし糧として次なるステージへと弾みをつけます。


吉田(4年)による納射。


また、全関の詳細な結果を掲載したパンフレット結果号が全日本学生弓道連盟より発売されております。
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