こんにちは。広報係2年の新津です。


明治神宮至誠館で行われた女子部記録会(4月29日)及び都学連百射会(5月5日)の結果をご報告いたします。
都学連百射会とは、その名の通り各校の代表選手が100射を引いた際の的中を競う競技です。
女子部記録会も同様に各校の代表選手が的中を競いますが、こちらは40射の競技となっています。


女子部記録会の様子。写真は当部の代表選手の一人、光明英夏(3年)


女子部記録会においては森川未和子(2年)が36中で2位入賞、都学連百射会では中村浩太郎(3年)が81中で7位に入賞いたしました。

写真1枚目:森川未和子
写真2枚目:中村浩太郎


弓道には「中貫久」という言葉があります。
的中力と貫通力、そしてそれらの永続性。これら三要素が具備されてこそ上手である、と浦上栄先生は述べられています。
浦上栄先生は著書で『中要秘刊集』を例に「一度射手たらんと志す者は、少なくとも中、貫の意味を具備して後、此れを永久に続ける事なり。日に二百本以上の矢数をかけよ。その他は弓放しに過ぎず」という一節を取り上げています。

弓の修業とは古くから、百射を鍛といい千射を錬という言葉があるほど厳しいものですが、それも試合の場ともなると射手にかかる負担は計り知れません。

今回のような大舞台で最後まで引き切った選手の方々には敬意を表します。