こんにちは。広報係一年の新津です。
12月28日、今年二度目となる吉原杯ALL早稲田が催されました。
年に二度、当弓道部を始め付属系属校弓道部、OBおよびOGの方々が一堂に会して弓の技術を競う大会です。
ご覧のように毎度多くの参加者がお越しくださっています。
予選8射でAトーナメントとBトーナメントに分けられます。写真は予選およびトーナメントの様子です。
トーナメントの一場面です。老若男女関係なく技術を競えると謳われる弓道ですが、実際に同じ土俵で競える場面というものはなかなか設けられないものです。
ALL早稲田ではそれが実現するのです。
とりわけ、勢いのある学生の射と老練で卓越した技術を持つOB諸氏の射が的中を争うさまはなかなかに壮観であります。
左:島村(大学3年)中央:倉持(大学1年)右:髙橋(大学1年)
左:森(大学3年)中央:清水(大学2年)右:中村(大学2年)
左:河本(大学4年)中央:松野(大学4年)右:永山(大学4年)
Aトーナメント決勝の様子です。
左:大澤さん(実業)中央:星野さん(実業)右:坂上さん(実業)
左:永井さん(実業)中央:松尾さん(実業)右:宮田さん(実業)
Bトーナメント決勝の立です。
両者とも実業のチームですが、実は夏季も実業チームがBトーナメントを制していました。
個人決勝です。現役・OBが入り混じる中、その戦いを制したのは一体……
中学生一位を決める射詰の様子です。
さて、気になる結果発表です。
Aトーナメント優勝は………
大学Aチームでした!!!!!おめでとうございます!!!!!
Aトーナメント準優勝は大学Bチームでした!おめでとうございます!
Aトーナメント第三位は大学Eチームです。おめでとうございます。
Bトーナメント優勝は……
実業Cチームでした!!!!!!!!!!!!!!!おめでとうございます!!!!!!!!
この実業チーム、同じ学校が相手といえど決して驕らず、、譲らず、堂々とした射を見せてくれました。
個人総合優勝はOBの佐々木氏でした。このお方、当弓道部監督をして「本当に射詰に強い」と言わしめるほどのお方です。
我々現役が見習わねばならない存在の一人といえるでしょう。
女子一位は森(大学3年)でした。
高校生一位は溝渕君(学院)でした。
予選8射の的中で他の高校生の追随を許さない的中を出し、射詰無しに優勝を決めました。
中学生一位は本堂君(早稲高)でした。
ところで、個人優勝者達が手に持っている巻物……いったい何なのでしょうか?
それは当弓道部のコーチを務める原田コーチよりの副賞です。
当弓道部出身、昭和初期に生きた村井五郎先生が記した「矢の書」を、原田コーチが巻物としたもの。
素晴らしい贈り物といえましょう。
試合が終われば、茶話会の時間です。
中学生からOBまで、互いの健闘を讃えあいながら談笑する貴重な時間。時には試合の射の指導もなされる有意義な時間。毎年のことながら、茶話会の時間はいつも早く過ぎ去っていくように感じます。
試合を経て、共に語らい、成長をもたらしてくれる茶話会に撮影された一枚をそうぞ。
最後に、1月に鹿児島にて開催される全国選抜に出場する高校生たちへ。
大澤さん(実業)
左から:島田君(学院)志村君(学院)摩嶋君(学院)溝渕君(学院)
栄光ある場へ出場を決められたこと、それが早稲田の名を関して出場されることを大変嬉しく思います。
弓歌に「矢をかけて 引きしぼるるは 覚ゆるぞ 離れどきには 無念無想に」<日置流秘歌>という歌がありますが、これは稲垣先生が著書にて引用なさっていた歌の一つです。
この歌について稲垣先生は「詰合の具合をよく心にとめて、詰合の諸条件を吟味しつつ心の中で油断なく伸び合い、全心身の充実が極限の九分九厘まで達する。この瞬間、矢は発せられねばならない。」と述べられています。
晴れの舞台にこそ抱いてしまいがちな雑念、妄想ですが、そんな時にこそ基本に忠実になり、伸び合いの極に達した時躊躇なく放さなくてはなりません。
浦上先生も基本は「ジ━━━━━━パッ!!!!!!!である」と指導なされていたことを今回のALL早稲田の講評にて小林先生が明かされていました。
本番に至るその日まで決して油断なく技術の研鑽に努めること、そして本番に際しては持てる技術のすべてを遺憾なく発揮してくることを期待しています。
頑張って下さい。
12月28日、今年二度目となる吉原杯ALL早稲田が催されました。
年に二度、当弓道部を始め付属系属校弓道部、OBおよびOGの方々が一堂に会して弓の技術を競う大会です。
ご覧のように毎度多くの参加者がお越しくださっています。
予選8射でAトーナメントとBトーナメントに分けられます。写真は予選およびトーナメントの様子です。
トーナメントの一場面です。老若男女関係なく技術を競えると謳われる弓道ですが、実際に同じ土俵で競える場面というものはなかなか設けられないものです。
ALL早稲田ではそれが実現するのです。
とりわけ、勢いのある学生の射と老練で卓越した技術を持つOB諸氏の射が的中を争うさまはなかなかに壮観であります。
左:島村(大学3年)中央:倉持(大学1年)右:髙橋(大学1年)
左:森(大学3年)中央:清水(大学2年)右:中村(大学2年)
左:河本(大学4年)中央:松野(大学4年)右:永山(大学4年)
Aトーナメント決勝の様子です。
左:大澤さん(実業)中央:星野さん(実業)右:坂上さん(実業)
左:永井さん(実業)中央:松尾さん(実業)右:宮田さん(実業)
Bトーナメント決勝の立です。
両者とも実業のチームですが、実は夏季も実業チームがBトーナメントを制していました。
個人決勝です。現役・OBが入り混じる中、その戦いを制したのは一体……
中学生一位を決める射詰の様子です。
さて、気になる結果発表です。
Aトーナメント優勝は………
大学Aチームでした!!!!!おめでとうございます!!!!!
Aトーナメント準優勝は大学Bチームでした!おめでとうございます!
Aトーナメント第三位は大学Eチームです。おめでとうございます。
Bトーナメント優勝は……
実業Cチームでした!!!!!!!!!!!!!!!おめでとうございます!!!!!!!!
この実業チーム、同じ学校が相手といえど決して驕らず、、譲らず、堂々とした射を見せてくれました。
個人総合優勝はOBの佐々木氏でした。このお方、当弓道部監督をして「本当に射詰に強い」と言わしめるほどのお方です。
我々現役が見習わねばならない存在の一人といえるでしょう。
女子一位は森(大学3年)でした。
高校生一位は溝渕君(学院)でした。
予選8射の的中で他の高校生の追随を許さない的中を出し、射詰無しに優勝を決めました。
中学生一位は本堂君(早稲高)でした。
ところで、個人優勝者達が手に持っている巻物……いったい何なのでしょうか?
それは当弓道部のコーチを務める原田コーチよりの副賞です。
当弓道部出身、昭和初期に生きた村井五郎先生が記した「矢の書」を、原田コーチが巻物としたもの。
素晴らしい贈り物といえましょう。
試合が終われば、茶話会の時間です。
中学生からOBまで、互いの健闘を讃えあいながら談笑する貴重な時間。時には試合の射の指導もなされる有意義な時間。毎年のことながら、茶話会の時間はいつも早く過ぎ去っていくように感じます。
試合を経て、共に語らい、成長をもたらしてくれる茶話会に撮影された一枚をそうぞ。
最後に、1月に鹿児島にて開催される全国選抜に出場する高校生たちへ。
大澤さん(実業)
左から:島田君(学院)志村君(学院)摩嶋君(学院)溝渕君(学院)
栄光ある場へ出場を決められたこと、それが早稲田の名を関して出場されることを大変嬉しく思います。
弓歌に「矢をかけて 引きしぼるるは 覚ゆるぞ 離れどきには 無念無想に」<日置流秘歌>という歌がありますが、これは稲垣先生が著書にて引用なさっていた歌の一つです。
この歌について稲垣先生は「詰合の具合をよく心にとめて、詰合の諸条件を吟味しつつ心の中で油断なく伸び合い、全心身の充実が極限の九分九厘まで達する。この瞬間、矢は発せられねばならない。」と述べられています。
晴れの舞台にこそ抱いてしまいがちな雑念、妄想ですが、そんな時にこそ基本に忠実になり、伸び合いの極に達した時躊躇なく放さなくてはなりません。
浦上先生も基本は「ジ━━━━━━パッ!!!!!!!である」と指導なされていたことを今回のALL早稲田の講評にて小林先生が明かされていました。
本番に至るその日まで決して油断なく技術の研鑽に努めること、そして本番に際しては持てる技術のすべてを遺憾なく発揮してくることを期待しています。
頑張って下さい。