というわけで解答。
その前に今回の問題に関するロジックを。
まず。
前回の問題も今回の問題も数学の問題ではあるけど、出題者の意図をどう読むかによって、かかる手間
暇が変わってきます。前回の問題も例えば、
「1~1000までの数の中で約数が奇数個存在する数はいくつあるでしょう?」
と説明していたら、おそらく大半の人が平方根に着目し、正解にたどり着いたと思います。
しかし豆電球というものを使い、なおかつ倍数という言葉を含ませることによって問題の難易度を上げてい
るわけです。平たく言えばいじわるくなっているわけです。
今回の問題も実は同じような感じです。
「芯の直径4cm、ロールの直径11cm」こう書かれていると、上の問題ほどではないにしろ、長さ若しく
は、円周の長さに注目してしまう人がいることと思います。
はい、技術屋さんです。
こうなると計算ややこしいです。Σとか出てきます。気付いても普通やりません。出題者の意図にまんま
とはまってくれました。ちなみに技術屋さんは正解です。というわけで賢い別解を2つ。
解1
出題者の意図を理解して長さに注目しないようにするなら、面積か若しくは体積に注目します。
じゃあ体積で。どのみち高さは消えるので変わりません。
トイレットペーパーの体積は、
(5.5×5.5×π-2×2×π)×11.4
また、トイレットペーパーをほどいて伸ばした時の体積(直方体)は、一枚の厚さをaとおくと、
6000×11.4×a となります。このふたつは同じなので、
(5.5×5.5×π-2×2×π)×11.4=6000×11.4×a さらに高さが消えて
(5.5×5.5×π-2×2×π)=6000×a 計算しましょう。
7π
a= -
1600 になります。さらにこの一枚の厚さが重なって3.5cmという半径の差を作っているので
7π 800
3.5÷ - = -
1600 π π=3.14を代入して A,254.78回巻き となります。
技術屋さんと誤差が出たのは、トイレットペーパーは実際、螺旋状に巻かれており、技術屋さんは一枚一
枚の円周で求めたためだと思われます。解答見ましたが正解です。でも労力がかかるし、数学的に美しく
ないので、どうかと思います。10点中なら答えあってても8点くらいしか上げたくないです。でも正解です。
満点です。
解答2
この解き方に気付いた人はかなり天才だと思います。計算の労力もほとんどなく、正解にたどりつくでしょ
う。(円の面積だけで考えて下さい)
まず、トイレットペーパーを円の外側から中心まで切ります。
するとこれを広げるとなんと台形になるんですね~。(言葉じゃ伝わりにくい…)
円の面積の部分が、台形の面積で求められるので計算も楽に。
(4π+11π)×3.5÷2=6000×a
7π
a= -
1600 以下、解答1と同じ。
じゃああんなに大変な解き方をして正解を導き出した技術屋さんに7/15のライブチケットプレゼント☆