自分がなんでベースをやっているかについてちゃんとした答えをあげるなら、きっと友人のベース弾いてる
姿に憧れて…というか友人に憧れて、だと思う。最近特にそう思う。
坂倉 心悟。NICO Touches the Wallsのベーシスト。
小4の塾の頃からの友人で大学三年(現在)まで同じ中学、同じ高校、そして同じ大学で同じ学部である。
腐れ縁もここまで続くと不思議な心境を受けます。そして彼のバントがどんどん駆け上がっていくのを間
近で見てたとき、彼という人間性が何の変化もなく、そこにあり続けていることに関しても、同じような心境
になりました。
簡単に言うなら、尊敬だと。
共に途中まで同じ道を辿りながらここまで自分とはかけ離れている所に存在することへの自分としての彼
への「感想」。
でも、それだけではないと思う。大学一年の終わりくらいからNICOのライブを見てきて、ライブ後にバンド
についての話とかをしながら、彼の人間性だったり、音楽とかバンドに対する考え方に激しく同意できたと
いうか、同じ考えを持っていながら、それを実行できている彼に対して、素直に自分の方が人間的にも一
バンドマンとしても「下」なんだなと感じることが出来たからだと。
そう感じたのが大学二年の8月頃。そしてそれから僕はWASCOでベースを持ちました。
多分彼みたいに人間的にもバンドマンとしても大人になりたかったんだなと。最近はそう感じます。
このことがあったおかげで、自分のベースや音楽に対して、真摯に受け止められるようになってきたと思
います。少なくとも前ほどふざけることはなくなりました。その分、サークルでかなり悪ふざけが増えまし
たが。
この人間性に関してはかなり自分の中で深刻な問題です。なんていうか、音楽に対して真摯でなかった頃
は、新入生に対しても「ドラム?簡単だよ、すぐ出来る」とかそつなく、優しく付き合っていましたが、最近は
音楽に対して真摯に向き合っているせいか、「ベース簡単そうなんで、やってみようかなと思って」とか「ベ
ース弾かないけど、とりあえず」とかそういう意見を聞くと穏やかでなくなる自分がいます。
今日のサークルでのベース講座でも「6月ライブでベース弾く人」と聞いたところ、受講者6人に対して一
人しか手を挙げなかったことに関して「テンション下がるんだけど…」と思わずもらしてしまいました。
発した瞬間に「まずいこと言っちゃったな」と感じましたが、その言葉を訂正することは、なんていうか気分
的に出来ませんでした。新入生にもいろいろ事情はありますが。
自分も初めは楽器とか音楽に対して同じような意見を持ってただけに、いまさらなに真面目になってんだ
よという声が聞こえてきそうだし、自分に対してもそう問いかけたくなります。
しかし、坂倉心悟という絶対的なベーシストがいる以上、ここが今の僕にとって後に退けない部分でもあり
ます。そこだけは真摯でいたいんです。自分、演奏下手だけど。
この尊敬という言葉をそれよりも前に感じたのが、高校三年生の時。
長坂 亮佑
当時、アコギ一本持って路上ライブを彼と一緒にやっていました。
彼の持ち味はこれでもかというくらいの頑固さ。自分の意見を何かない限り絶対曲げません。
しかしそこが彼の良さでもあります。結局、WASCOの成長もこれがなかったら絶対あり得なかったし、僕
にしろ、マサスケにしろ多分彼が引っ張らなかったら(いなかったら)WASCOには入っていなかっただろう
なと思います。
僕は基本的に動かない人間の意見は聞かないことにしています。長坂の、曲の売れる法則にしろ、当時
はかなり批判を受けていましたが、なんだかんだで、それが絶対に正しいんだと思って頑張っていた長坂
の方に味方していました。まあそれだけじゃないんだけどね。
まさすけにしろ、まさすけの作る曲に関しては僕はなんの文句もありません。今日遠藤くんとしゃべってて
冗談で「まさすけより歌うまいから」とか言ったけど、あれは、それくらい遠藤くんの歌を評価したかったか
らであって、まさすけを批判した訳じゃありません。ゾラの中でまさすけはナンバーワンボーカリストだと思っ
ています(うわーはずいな笑しかも、今読み返して、知ってる人に対して「彼」っていうのもかなりあれな気
がする)
くぼように関しても、ドラムだって長年やってるからやっぱ安定してるし、ドラムの座を譲って全く後悔してい
ません。引き出し多いし。
自分のなかで友人には少なからず、この「尊敬」という言葉がからんでいるように思います。
そうやって意見を言ってみるとやっぱ自分まだまだだね。もっとがんばらんと。
でもそう考えると問題になってくるのが、サークル。やっぱりサークルってなにはともあれ楽しい
ことが第一前提となってくるわけで、音楽に対して真摯でいることっていう考えがどこかで邪魔になってくる
場面が絶対あるわけで。
今のサークルに一番必要ないのって俺なんじゃないかなとかも最近は思ったり。
うまくやっていけばいいんだけど手応えとしてなんかサークルの雰囲気を壊しているようで気が気ではあり
ません。一年生とか倉庫前でたまっていたりするとなるべく邪魔しないように帰ったり…。
やっぱり人間的にもバンドマンとしてもまだまだ器は小さいね。
てかだーっと自分の考え書いてみたけど、長すぎるよ。


