きょうらん【狂乱】何十年もかかって貯めた一億円を一夜にして失った者の振舞い。

 

きょうりゅう【恐竜】現代に生きていれば、人間の次に恐ろしいと言われた筈の生物。

 

きょえい【虚栄】美容や装いによる美しさに比して、頭の中と家の中がぐちゃぐちゃ、または空っぽであること。

 

きょくげい【曲芸】たまに死ぬ者がいればこそ見物がはらはらする技芸。

 

きょくげんじょうきょう【極限状況】虎に崖っぷちまで追い詰められ、その崖が崩れはじめ、下を見れば鮫が泳いでいる状況。

 

ぎょくさい【玉砕】「全滅」の遺族向け言い方。

 

ぎょくせきこんこう【玉石混交】応募資格にプロも加えたオーディション。

 

きょくせんび【曲線美】①女体。②曲線の多い建造物。③蛇の動き。④蛇にからみつかれた女がもがき苦しむ様子。

 

きょくたん【極端】「極端に言えば」と言うのが口癖の馬鹿がいるが、たいていは極端ではない。

 

きょくち【極地】北極と南極があって、なぜ東極と西極がないのか、これひとつの不思議。

 

きょくち【極致】「美のー」「官能のー」などと使われるが、何によらず二度目の体験から早くも物足りなさがやってくる。

 

きょくちせん【局地戦】やっている本人たちにとっては、どんな戦争だろうと生死を賭けた大戦争。

 

きょくていばきん【曲亭馬琴】「水滸伝」を換骨奪胎して「八犬伝」を書いた人。

 

きょくてん【極点】どちらを向いても南、またはどちらを向いても北という地点。