書籍広告に京極夏彦の酷暑の汗を止められるような小説があったが、価格が高くて手が出せなかった。そこで京極夏彦の原点とも言える文庫本を見つけた。全6巻だがとりあえず第1巻を読んで見ることにした。アマゾンの商品説明を読むと面白そうだった。

巷説百物語 「巷説百物語」シリーズ (角川文庫) Kindle版
怪異譚を蒐集するため諸国を巡る戯作者志望の青年・山岡百介は、雨宿りに寄った越後の山小屋で不思議な者たちと出会う。御行姿の男、垢抜けた女、初老の商人、そして、なにやら顔色の悪い僧――。長雨の一夜を、江戸で流行りの百物語で明かすことになったのだが……。闇に葬られる事件の決着を金で請け負う御行一味。その裏世界に、百介は足を踏み入れてゆく。世の理と、人の情がやるせない、妖怪時代小説、第一弾!