先週で最終回を迎えた木村拓哉主演の橋梁崩落事故の真実を描くドラマも怖かったが、角川歴彦の手記「人間の証明」も怖い。

権力を持つ集団組織は怖いと思った。若い頃、森村誠一の同名小説がずいぶん流行ったことを思い出した。

アマゾンの商品説明を引く。

人間の証明 勾留226日と私の生存権について Kindle版
■渾身の手記 緊急出版!■
「人質司法」をなくすために死力を尽くす。
これが私の最後の闘いだ。
東京五輪をめぐる汚職疑惑により逮捕、226日もの長きにわたり勾留された角川歴彦。
日本の刑事司法の闇である「人質司法」を骨身で知ることになった著者が、自らの体験を通して、拷問とも呼べる「人質司法」の非人道性、違法性を広く世に問う。
【佐藤優氏 推薦】
---「人質司法」とは---
否認や黙秘を続け、罪を認めない被疑者・被告人を長期間にわたり身体拘束する(人質にする)ことで自白等を強要し、有罪判決を得ようとする検察捜査の在り方を指す。
「人質司法」を含む日本の刑事司法制度については国連から是正勧告を受けるなど、国際的にも批判されている。