今朝の書籍広告で見た「東京藝大で教わる初めての美学」。 “基礎から身に着く「大人の教養」”というシリーズの7冊目だ。

これまで絵は好きだったが、書き方も鑑賞の仕方も我流のまま半世紀が過ぎてしまった。だから本書に強い興味が湧いた。

アマゾンの商品説明を引く。

東京藝大で教わるはじめての美学 基礎から身につく「大人の教養」 Kindle版
 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。
美について哲学してみたら、名画の素顔が見えてきた。
・芸術の哲学を噛みくだく、型破りな入門書
・「絵を見ること」の意味をじっくり考えられる
・気づかなかった絵画の魅力が発見できる
絵を見るとはどういうことなのか?
絵を見る人は何を見ているのか?
その人の中では何が起こっているのか?
――美や芸術についての哲学的な問いを扱う学問が美学です。
これまで多くの美学者が、絵を見ることについてさまざまな思索を巡らせてきました。
中でも20世紀のフランスでは、多くの先鋭的な哲学者や美学者が
絵画について議論を戦わせ、認識を深めてきたのです。
本書ではそのうちの6人を取り上げ、彼らの絵画論を噛みくだいて紹介します。
その思索をたどることで、あなたは絵画の新しい魅力に出会えるかもしれません。
序章
第1章 絵画は想像力を抑えるのか?
――アランの想像力論
第2章 美しいのはイマージュなのか?
――サルトルの絵画論
第3章 絵の響きとは何か?
――メルロ=ポンティの絵画論
第4章 美的対象とは何か?
――デュフレンヌの絵画論
第5章 絵画のリズムとは何か?
――マルディネの絵画論
第6章 絵画における見えないものとは何か?
――アンリの絵画論
終章