これも筆者は むらかみ さき さんである。ペンネームが絵本作家の むらかみ さき さんと同じだが、絵本作家さんではない。現在はフリーランスだが、理学博士である。これまでの著作と同様に短編なので、すぐに読了した。

これまでの超古代文明と同様に、生まれ変わりを話題にすることは、フリーランスでなければ、書けない内容だ。

私が大学に入学した年だから、よく憶えているのだが、書店で衝撃的な本を見つけた。

大学のあるJR西千葉駅から1駅戻ると、JR千葉駅である。駅ビルの3階か4階に、階の4割くらいを占めていたキディーランドブックスがあった。

衝撃的な内容の本だったので、立ち読みしながら読了してしまった。

50年以上前のことなので、詳細は忘れてしまったが、その本の筆者は大学教授か、あるいは大学病院の勤務医だったと思う。

その筆者が、ある日突然に、古代言語(インド系)を意志とは無関係にしゃべりだすようになり、その上、仕事で人に面会すると、その人の後ろに、頭が金色の後光が輝き、白い布を身体に巻き付け、仏様のような姿の人が数人立っているのが見えるようになったことが書かれていたと思う。

その本の筆者は、そのことを話題にしたため、勤務先を追われてしまったという。今回読了した本の内容も不思議(上の表紙を参照)だが、むらかみ さき さんも、この手の話(超古代文明や生まれ変わり)を出版して職場を追われないかな、と心配したが、現在はフリーランスだというから、その点は安心した。

アマゾンの商品説明を引く。

生まれる前の世界を話す子どもたち 第三版 Kindle版
前世や生前記憶というとオカルトと思われてしまいますが、世界では科学や学問として前世や生前記憶の研究をしている研究者も多くいます。本書ではオカルトではなく科学として、前世や生前記憶について研究をしている人たちとその研究を紹介したいと思います。
目次
・はじめに
・ジェームズの場合
・前世を研究する人たち
・勝五郎の場合
・世界中で報告される生まれ変わり
・生まれ変わりの証拠を求めて
・あとがき