2019年4月19日のりブログ。
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昨日、新聞のテレビ欄を見ていたら、フジテレビ(地上波8チャンネル)に「コンフィデンスマン」を見つけました。
数十年前、高校・大学と英語大好き学生だった私ですが、「コンフィデンス(confidence)」を「信頼」「信用」と記憶していました。
ですから、「コンフィデンスマン」という番組名からは「信用できる男」とか「信頼をおける男」が登場するドラマだろうと考えました。
まもなく始まる時刻でしたので、観ることにしました。
すると、ドラマは「悪徳企業家が地域住民をだまして、土地を買い占め、儲けしようとしたのを、主人公グループの男女が、土地から土器が出てきたと悪徳企業家を信じこませ、工事を辞めさせる。(以下、省略)」という内容でした。
どうやら、「コンフィデンスマン」は「信用できる男」でなく「相手をすっかり信用させて、(まんまと)だます」くらいの意味のようでした。
そこで『コンパスローズ英和辞典』で「confidence」「confidence man」を読みました。
「confidence」は私が記憶していたとおり、「信頼」がありました。語釈の第1は「自信」でした。
「confidence man」も読むと、たった1行だけ、次のように書かれていました。
confidence man [名][C]《古風》 =con artist.
そこで「con artist」を引いてみました。
「con」には動詞として「(信用させて)だます」「取り込み詐欺にひっかける「だまして…させる」「(金を)だましとる」、名詞として「信用詐欺」がありました。
「con artist」には「《略式》取り込み詐欺」とありました。
番組の内容のとおりでした(笑)。