筆者がテーマにしている超古代文明シリーズ(と言ってよい)を数冊読了するうちに、どの本も短編で、内容に無駄がない。私は筆者のむらかみさきさんのファンになった。

本書もトンデモ本とは違い、既存の古代文明本とは一線を画している。これまで私もずいぶんこの手の本を読んできたが、むらかみさんの書く超古代文明に関する情報は初耳のものが1冊の中に必ずいくつかある。種痘の話には驚いた。以前読了した「日本の超古代文明」を再読したくなった。