一度目は脳梗塞の前、7年以上前、書籍広告で知った。

脳梗塞になり、手足が動かなくなって本を持てなくなってページをめくることもできなくなったことに対して、悲観して、書斎の本のほとんどを古書店に売り払ってしまった。今は小型辞書程度の重さなら持てて、ページもめくれるようになった。残念なことをした。

しかし、ずっと気になっていた本が本書だ。

アマゾンの商品説明を引く。

二宮金次郎の一生 単行本
農民から幕臣となり、藩の改革に努め、600の村を救い、数万人を飢饉から守った金次郎。強靱な精神力と清貧で、慈悲の心を持つ偉大な日本人の生涯に迫る渾身の1000枚。