ここ数日、新聞を読んでいたら書籍広告が目に止まり、広告を読むうちにどうしても読みたくなり、買ったKindle本が3冊あった。
読まれることを順番待ちしている書籍に加え、しかも読書の順を繰り上げたい3冊だ。「鬼平犯科帳」と、その関連本を読了したら、さっそく読み始めるかもしれない。それだけ期待感が高まっている本だ。
流人道中記(合本) (中公文庫) Kindle版
浅田次郎の原作でテレビ化された「一路」は本当に面白く、数年前にブログに書いたことがある。
アマゾンの商品説明を引く。
累計50万部突破!
『一路』『壬生義士伝』の浅田次郎が贈る、新たなる国民的時代小説。
万延元年(1860年)。姦通の罪を犯したという旗本・青山玄蕃に、奉行所は青山家の所領安堵と引き替えに切腹を言い渡す。だがこの男の答えは一つ。
「痛えからいやだ」
玄蕃には蝦夷松前藩への流罪判決が下り、押送人に選ばれた一九歳の見習与力・石川乙次郎とともに、奥州街道を北へと歩む。口も態度も悪い玄蕃だが、道中で行き会う抜き差しならぬ事情を抱えた人々を、決して見捨てぬ心意気があった。この男、仏か、罪人か?
絶望名言 文庫版 Kindle版
まず書名に「?」と思った。書籍広告を見て、「NHKラジオ深夜便」から出た本だと知った。
アマゾンの商品説明を引く。
◎NHK<ラジオ深夜便>の人気コーナー、待望の文庫化!
◎読売新聞(2/25)でも激賞!
◎明るく前向きに生きることに疲れた人へ。
病気、事故、災害、あるいは、
失恋、挫折、そして孤独......
人生における受け入れがたい現実に
直面した時、人は絶望します。
古今東西の文豪たちも
例外ではありません。
絶望に行き当たり、絶望を見つめ、
絶望の中で書き留められた珠玉の言葉たち。
本書では、そんな文豪・偉人たちの
「絶望に寄り添う言葉」から
生きるヒントを探します。
カフカ、太宰治、芥川龍之介・・・
絶望の淵で放った言葉は
どんな言葉よりも力強く、心に響く。
<文豪・偉人の名言を収録!>
カフカ、ドストエフスキー
ゲーテ、太宰治
芥川龍之介、シェークスピア
中島敦、ベートーヴェン
向田邦子、川端康成
ゴッホ、宮沢賢治など
NHKラジオ深夜便 絶望名言2 Kindle版
絶望名言の続編。
アマゾンの商品説明を引く。
NHK〈ラジオ深夜便〉の人気コーナー、書籍化第2弾!
病気、事故、災害、あるいは、失恋、挫折、そして孤独......
人生における受け入れがたい現実に直面した時、人は絶望します。
古今東西の文豪・音楽家・芸術家たちもまた、例外ではありません。
絶望に行き当たり、絶望を見つめ、絶望の中で書き留められた珠玉の言葉たち。
本書では、そんな「絶望名言」から、生きるためのヒントを探します。
[登場する文豪・音楽家・芸術家たち]
中島敦
ベートヴェン
向田邦子
川端康成
ゴッホ
黒澤明
古今亭志ん生
遠藤周作
[内容紹介]
絶望したとき、人はひどく孤独になります。
絶望には孤独がもれなくついてきます。
「この気持ちは誰にもわからない」と思うからです。
実際、誰にもわかりません。
自分とまったく同じ体験をした人を探そうとしても無理ですし、
もしいたとしても、感じ方はちがったりします。
でも、絶望の言葉を知ることで、
「ああ、これこそが自分の絶望の気持ちだ......」
と思えることがあります。
そこが名言の力です。
そう思えれば、そこに共感が芽生えます。
このことが孤独を癒します。
そして、だんだんと、その言葉は他の人にもあてはまることに気づいていきます。
絶望から、せめて孤独だけでもひきはがすことができるのです。
完全にではなくても。
(著者/本書「はじめに」より)


