4月3日から始まったNHK朝ドラ再放送「あまちゃん」(NHK-BSP・NHK-BS4k)を現在の朝ドラ「らんまん」以上に楽しんで見ている。朝7:15は早い時刻だが録画して見ている。(私はリアルタイム視聴だが、ほかの家族は録画再生)。
オープニングテーマ曲について自分用メモを書いておく。
オープニングテーマ曲というのは歌のない、次の画面から流れる軽快な音楽のことだ。
10年前に「あまちゃん」を初めて見て、音楽を初めて聞いたとき、アレッと思った。
曲の頭(出だし)をわかりやすいようにドレミで書いてみると
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・↑ド・↑ミ〜↑ド〜ラ〜ソ〜
だと思うが、4分の4拍子で小節の区切りを赤丸・で表すと
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・↑ド・↑ミ〜↑ド〜ラ〜ソ〜
であるが、これに当初は大きな違和感があったのだ。
というのは、学生時代に吹奏楽を始め、大学院に進学する30歳までオーケストラでトランペットを吹いていたため、アウフタクト(後述)の曲想に馴染んでいたためか、オープニングテーマ曲を出だしに8分休符を入れて聞いていたのだ。8部休符の絵文字が出ないので、♪で表すとすると
♪・ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・(↑ド)・↑ミ〜↑ド〜ラ〜ソ〜
となってしまい、4分の4拍子の小節の区切りと合わずに(↑ド)の行き場所がなくなってしまうように聞こえたのだ。
アウフタクトについて大辞林四版を引いておく。
「あまちゃん」のオープニングテーマ曲には8分休符が使われていなかったのだと気づくまで、相当な日数を要した(苦笑)。
余談だがアウフタクト(弱起)はあの有名なベートーベンの交響曲第5番「運命」の頭の部分にも使われている(と思う)。
ダダダダーンという部分だ。ダダダダーンの前に半拍休符があるのだ。私はその半拍にベートーベンはエネルギーを注ぎ込み、ダダダダーンとやったのだと思っていた。
脱線する前に、このへんで止めておく。

