伊勢型紙の職人修業中の木村さんといっしょに手ぬぐいを作ることになりました
木村さんとはツイッターでお知り合いになりまして。
若き伝統工芸職人の方です。
とある日、「オリジナルの手ぬぐいを作りたいな」的なつぶやきに私が手を上げまして、それから企画が始まりました。
今回の企画では、私がデザインを担当、木村さんが型紙を彫って、注染の染め屋さんで商品を染めてもらいます。
昨日は三重からご上洛された木村さんと一緒に、手ぬぐいのお店を数軒巡りミーティングしてきましたｗ
(イノダコーヒでミーティングｗ）
数軒見て思ったのは、「捺染」という方法で染めてる手ぬぐいが多いということ。
私たちは今回、「注染」という染にこだわって作ります。
捺染だと、裏まできっちり色が通らなくて、裏はちょっと白っぽい仕上がりになるのですが、注染だと裏までしっかり染まります。
手ぬぐいのデザインは今までに何回かしたことありますが、今回は、テーマから考え始めるといことで、むむむーーーー。
一応、夏をテーマとして「花」「行事」「野菜」「動物」の４つにモチーフを絞って、ツイッターのアンケート機能を使ってアンケートを取ろう!!ということになりました。
で、昨晩さっそくアンケート開始！！
こんな結果になりました！！
動物！！
これから、何の動物にするかまた考えてみます＾＾
で、昨日は、木村さんの師匠の型紙をご持参いただいていたので、拝見させてもらいましたー！！
伊勢型紙、細かい！！！
伊勢型紙も後継者不足です。
どこの伝統産業も、後継者不足で
「もう、この人が仕事できなくなったら、もうこの商品は作られない」
ていうのが多いんです。
仕事がないと、若者も自分の職業として選んでもらえないんですよね。
私も友禅職人の端くれなので、伝統産業は大事にしたいです。
今回の「職人がみえるてぬぐい」の企画は、主にＳＮＳ（ツイッター
、インスタグラム
、フェースブック
）とブログで、手ぬぐいの出来上がる過程を随時紹介していきます。（＃職人がみえるてぬぐい というハッシュタグを付けて投稿します）
出来上がった手ぬぐいは、木村さんの用意された専用のネットショップで販売します。
皆さんのご意見を取り入れながらのこの企画、楽しいと思うので、ぜひ、お持ちのSNSアカウントで「＃職人がみえるてぬぐい」をタグ検索してみてくださいね。
というわけで、６月中の完成をめざして、手ぬぐいの製作がんばります！！
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