月々〇〇万円でいかがですかー？
ダイレクトメールが届きました。
…あー、まだ来るんだ…
数年前、当院は何年かにわたってネット上で誹謗中傷の嫌がらせを受けたことがあります。
そうした有害投稿の削除を請け負う会社からです。
ネット上の有害情報は永遠に残るようです。
そういう会社がたくさん存在するくらい、こうした事は多いのでしょう。
ネット社会の闇の部分です。
当時、旭警察署にも相談しましたが、取り合ってもらえませんでした。
幸いその後、有能な弁護士に出会い、ある程度解決しました。
当院を含め三軒の動物病院が被害に遭っていましたが、動物病院二軒共同で裁判を起こし、勝訴しました。
やられたらやり返す。
倍返しだ〜。
とはいきませんが、行為があまりに行き過ぎれば、持ち出しになっても闘う気概はありますし、それはこれからも変わりません。
最近、テラスハウスという番組に出演していた木村花さんという若い女子プロレスラーの方がネット上の誹謗中傷を苦に自死されました。
こうした悲劇が繰り返されないよう、法律を作る動きが出てきました。
また、削除依頼に応じる例も少しですが増えてきているようです。
先日はキャンプ場で行方不明になった少女のご家族にネットでいわれのない誹謗中傷を続けていた輩が逮捕されたそうです。
遅きに失してはいますが、どれもいい事です。
これから少しは被害が減るかもしれません。
世の中は理不尽なこと、矛盾した事ばかりです。
でも、少しずつ良くなっているんだと思います。
ネットで無意味に人を貶めたり誹謗中傷している人はおそらく暇な人か、満たされていない人がほとんどだろう、と思っています。
隠れて批判する人も向き合うだけのものは持っていない。
正体を隠して無責任な発言を繰り返すような人たちが幸せに満ちていて、満足な暮らしをしているとは思えません。
きっとやりがいも見つけられず、人からの評価も高くないのでしょう。
そうした辛い境遇の人は多いと思いますが、こうした人達は努力するよりもただ吐口が欲しいのではないでしょうか。
そういう人達の犠牲になってはいけません。
当院に対してしつこく根拠もない誹謗中傷を続けていたその人は若い人かなぁ、と想像していましたが、実際には静岡県在住の無職の中年男性でした。
この有罪になった中年男性は、きっと今も何の努力もせず、ただ不幸せな毎日を過ごしているのではないでしょうか。
こうした事案は多いと聞きますが、独裁者と闘うのではないのだから、発言元の特定は容易にされるべきだと思います。
そうでないと被害者は犯人特定に時間と費用をかけなければなりません。
今、ネット上のいろんな情報やその他日常の暮らしで苦しんでる人も多いと思います。
しかし、正しく生きていれば苦しめてくる人達より幸せになれるし、そうでなければなりません。
時に逃げたり戦う必要はあるかもしれませんが、相手にしないでいたとしても、負けちゃダメです。
今苦しい人も、正しく生きていれば、きっと誰でも僕くらいには幸せになれます。
嘘つき。意地悪、ずるい人や卑怯者。
正しくない人たちよりも幸せになりましょう！
ちなみに今のところ、削除できますよ、という会社には依頼予定はございません。
応援してくれる方々はたくさんいます。
嘘や誇張されたり歪曲された声を聞くのは小さな声でも嫌なものですが、しっかり正しく生きていれば、だいたい解決していくと思っています。
こんなご時世でなければ、今苦しい人を一杯誘って熱く語りたいくらい、そう思います。
ふと届いたダイレクトメール。
あれこれ思い出し、ちょっと熱くなってしまいました。
という事で長文。