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「へんこオヤジの独り言」 福寿のブログ

岡山駅から歩いて5分



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ライブハウス内の照明が暗くなりライブハウス全体がザワザワしはじめた。 
バックメンバーがピッピさん呼び込みのインストゥルメンタルがはじまると俄然場内は盛り上がりエキサイトし始めた。
30年ぶりにステージに現れたピッピさんにみんな興奮し立ち上がった!!
ちょっと猫背気味の前かがみでパンツの前ポケットに両手をつっこんでぶっきらぼうにマイクの前に立つ独特のスタイルはクールス時代を彷彿させた。
黒い革の上下にグラサンでばっちりキメタスタイル、雰囲気、ムード、立ち振る舞い方などクールス在籍時と全然変わっちゃいなかった。
30年前に比べても老けてもいない腹も出てない、あの頃のイメージそのままでワシらの前に姿をあらわした。
今現在クールスメンバーの中でもルックス的には一番デビュー当時のクールスの佇まいを残していた。
ロックンロールだった。。。

1,2、3,4 ♪
カウントとともにピッピさんが歌いだした。

 
 
衝撃的だった。
えっ!まさか?って感じだった。
よりによってそっちの世界観のロックンロールかよ!と心の中で叫んでいた。
30年前のピッピさんのロックンロールとは180度変わっていた。
矢沢の永ちゃんがキャロル解散後アイラブユーOKを出した時よりも。
ひろしちゃんが泣かないででザベストテンに出た時よりも衝撃的だった。
30年前のピッピさんのソロライブの頃のロックンロール感と逆ベクトルの方向性のロックンロールだった。
ジェームスさん、永ちゃん、ヒロシちゃん、剣さん、ムラさんのソロを聞いても、すんなり入っていける。
ロックンロール感やそれぞれの世界観を感じてシビレル事が出来た。
当時30年前ピッピさんがクールスロカビリークラブから脱退してすぐ岡山でライブしたときのソロだってすんなり入っていけた。

ライブでピッピさんがキマッたところとそのキマッたところをワシが感じるまでの間があった。
演者側とオーディエンスと同じリズム、キメがひとつになるのを感じたかった。

なぜに30年の間にむずかしい方向性の世界観を選んだのか?
原曲の崩し方だって凄かった!
フラットな歌い方なんてもんじゃない、コードのアレンジだって独特だった。
一歩まちがえるとヤバいぜって感じのロックンロールだ。

まずピッピさんの歌から甘いムードオシャレ感が一切消えた。
リズム感だって器用な方なのにあえてぶっきらぼうさや不器用なムードを強調しだした。
チャラさもも消え、和の世界観が垣間見えた。

しかしながらブレる事なく2時間近くピッピさんは堂々と歌い続けた。
昔とは違う世界観のロックンロールで

なぜかワシはピッピさんの不器用な生きざまがライブを通して伝わった。
侠というイメージがぴったりハマった。
 
まさにロックンロールを感じた。








  

 

時計を見ると時間はもう9時を過ぎていた。
主催者の方が9時15分からピッピさんのライブがはじまるからとワシらの席に伝えに来てくれた。
場内のいっぱいのオーディエンスも興奮状態でピッピさんの出番を待っていた。

何せピッピさんが姫路に来るのも30年ぶりらしい
しかもピッピさんの単独ライブは姫路でやるのは初めてみたいだった。
驚くべきは若い人や現在のCOOLSファンは、ピッピさんを知らないらしいとの事!!
ワシより少し年下のジュン君やKT君でさえ生のピッピさんをみるのは初めてだった。

ピッピさんのクールス全盛時代の渋さやカッコよさを体感したワシらからしてみたらショックだった。
いくらわしがジェームス派であってもピッピさんの魅力を語らせたら1時間はかかるであろう。
わしでさえクールス全楽曲の中で名曲バラードベストをあげたら必ずピッピさんの『追憶』はベスト3には入ると思う(古いクールスファンなら必ずわかってくれると思う)


 

なんやかんやいってもクールスメンバーのなかでも不良感や存在感、ヤバさは群を抜いていた。
当時の不良少年が目指したクールスのお手本スタイルはピッピさんといっても過言ではない。
その当時の不良達はヒロシちゃんのように足が長くスタイル抜群のヤツや村さんのように甘いマスクのヤツはほとんど見かけなかった。
必然的にリーゼント、グラサンに髭を生やしてヤバいムードのピッピさんの影響をうけたクールススタイルを目指した不良少年達はかなりいた。

ワシも10代の頃頑張って髭を生やそうとしたがもともと薄いわ歳も若いわで口の悪い奴らに鼻の下が汚れとるわと笑われ挫折した。

ワシは30年前のピッピさんのライブがを鮮明に頭の中に蘇り感慨にふけっていた。
当時夏の野外ライブで集まってたのはほとんど不良、暴走族、ヤンキー、悪い子達だった。
良い子や普通の子はクールスやピッピさんのライブには来てなかった。
いまだに同世代でクールスを聞いていない奴らもかなりいた。
当時はリアルビーバップ世代でクールスとは不良が聞き不良が演奏する不良の為の音楽だった。
オープニングで演奏が始まった途端、会場で数十名達の不良達の大乱闘が始まり、
ステージ場で何事も無かったようにクールな表情で「やりきれないぜ」を歌うピッピさんはカッコ良かった。
ノリの出し方も歌う姿もムードもイカシてたしピッピさんがライブで放つ世界観も良かった。
クールス時代とは違う魅力にシビレもした。
独特のヤバさと緊張感に当時のライブには付き物であった。

それからすこししてピッピさんも音楽活動を休止して役者稼業に入り勝新太郎主演「警視ーK」
に出演していた。
クールスもベースの大久保喜一氏が脱退して剣サンがクールスで活躍し始めた頃
ワシ自身本格的に板場の修業に入りクールスファンを卒業していた。

30年前の青春時代の思い出が沸々とよみがえり興奮していた。

主催者の方のMCが始まり、これからピッピさんのライブの始まりを告げた

(続く)




 

先日、ピッピさんのライブに行ってきました。
土曜日、の夕方4時半に、岡山ダックテールに集合
メンバーは、ダックテールオーナーシンチャン、ヘルキャッツのジュン君、どこから見てもその筋の方にしか見えない素っカタギのE氏、そして今回誘ってくれた姫路出身イベントのスタッフも兼ねているクールス親衛隊でハーレー乗りのSヤンとワシの5人。

ワシも何十年かぶりに柳屋のポマードでリーゼントにしてキャッツアイにアロハというチンピラスタイルで集合場所に駈けつけた。

集合場所でみんなに会うなりワシは腰が抜けそうになった。。
ワシとシンチャンをのぞいては頭の先から足まで上下黒づくめ。。^_^;
ヘルキャッツのジュン君は皮のベストに黒のテーシャツ黒いスリムGパンにブーツにリーゼント
のロカビリースタイル。
ハーレー乗りのSヤンは黒いシャツに黒ズボンリーゼントにグラサンスタイルのギャングスタイル。(本人いわくアメリカギャングのリゾートファッションとの事)
素っカタギのE氏はこれまた黒のダブル上下に丸坊主にグラサンという伝統的ワルモンスタイル。

3人ともファッションはバラバラだが見事に3人まとまった黒一色でキメタスタイルにおもわず笑ってしまった。
「よく揃いも揃って黒いガラの悪い3人組が揃ったもんよの~♪ワシァ恐ろしゅうしゅ~てオシッコチビッテしまうやん♡」とオチョクルと。。。
「マスター、アンタだけにはだけには言われたないわ!!」とSヤンにツッこまれた。

「じゃ、車2台に分けて出発しよや!ワシとシンチャンのさわやかチームは軽四、残りの極悪ブラックチームは普通車ね♪」

「どこが!さわやかチームやねん!!」とみんなにツッこまれ、和気あいあいで岡山を出発
してハイウェーをブッ飛ばした。

6時40分頃姫路到着!
コインパーキングに車を止めて姫路ダブルキングカフェに到着。
若干時間が早いのでチケットをもらって、手荷物を預かってもらい近所の居酒屋へみんなで腹ごしらえをしに言った。
みんながっつり飲み食いしたり居酒屋の道順にとまどったりしたのでチェックしたのは開演15分前だった。
みんな平均年齢40半ば過ぎのおっさん達は商店街をぶっちぎりで走らされるはめに。。
ギリギリセーフで姫路ダブルキングカフェに乗りこんだ。
姫路出身イベントのスタッフも兼ねているSヤンの配慮であろう、前の方の特等席に近かった。

「さすが!Sやん、ワシらよそもんの岡山のモンに気を使ってくれて感謝しとるよ、ホントありがとう!ワシみたいな癖のあるヘンコでわがままのワシが断ったのに何度も熱く辛抱良くさそってくれて実はうれしかったんよ!ワシが逆の立場ならとっくにキレて来たくないもんはイラン!と啖呵きっとるわ!今日ここに来たワシらはSやんのその熱い気持ちにこたえるために店を休んで参加させてもらったようなもんじゃけん、本当にありがとう最後まで楽しましてもらうわ!」

するとSやんは「ワシァみんなこうやってクールスファンがあつまってくれるのはうれしいしマスターにもどうしても久しぶりにピッピさんの生ライブ見てほしかったし一緒にみんなこうやって楽しめる事ができれば裏方のワシもやりがいがあるしね」といってくれた。

「Sやん、見た目はガラ悪いけど気使いと顔に似合わない優しさと暖かさ本当にサイコーだね!」
「見た目のガラ悪サだけは余計やん!!」
笑いながら楽しくみんなで乾杯しテーブル席で語り合ってた。

テーブル席を見回すと赤いスイングトップのローラースタイルやハーレーとクールスに青春と人生をささげているような方、少年の時クールスにあこがれていたんだなぁと思われる方や当時のクールスの格好をしていた方。そしてクールス時代のの横山剣さんそっくりの方もいた。
岡山遠征組も何組かいた。

そして圧巻は当日30度近い熱さにめげず黒の皮ジャン&皮ズボン&ブーツにリーゼント&グラサンスタイル(-_-;)
気合の入りまくった根性モンはブログ仲間でもある鳥取から参戦してきたMrロケンロラー
K.T君だった。
 
みんな決して垢ぬけたムードやファッションでははなかったが
本当にクールすとともに育ってきたカンジの人たちにワシは好感をもっていたし嬉しくなってきた。
姫路という土地柄も人たちも不器用な感じだがだが暖かさを感じた
クールなワシなのだが大阪や神戸の都会的なムードより姫路の独特のローカルさが岡山育ち
のワシには居心地がよかった。

前回会った時クールスのジェームスさんがいってたがクールスファンが特に熱いのは名古屋、姫路、小倉の3都市らしい。ハートが熱い野郎が多い事は最高だし、上等だ、ワクワクしてきた。

8時過ぎごろごろ主催者の方のひとりがマイクで前説をはじめた。
すっごいノリの良さとMCうまさで会場を盛り上げ全体の空気をうまくあたためていた。
そしてライブがはじまった。

 

最初はキッスで目にしてでおなじみ元ビィーナスのコニーさん率いる【コニー&ダッキー】のアコースティックライブでステージがはじまった。
去年の8月ごろコニーさんはワシの店に食べに来て下さった。
直にお会いするのは10ヵ月ぶりだった。
コニー&ダッキーのユニットのユニットは楽しいゴキゲンなサウンドでサイコーだった。
相変わらずコニーさんの歌は上手く、素晴らしいの一語につきる。
踊らずにはいられないカンジだった。
キャロルナンバーのメロディーで会場みんな大盛り上がり!!

さいごは最後は代表曲最初はキッスで目にしてですばらしいフィナーレ♪
メンバー3人ともサイコーにロックンロールだった。
みんな上手かった。
ただドラムのアンちゃんがグラサンをはずしたらすっごいカワイイお目目をしていた。
なんとなく可愛かったww

ステージが終わりまた30分ほどの休憩に入りみんなカウンターで飲み物を注文したり
テーブル席に座ってみな和気あいあいとしていた。

そしてもうじき始まるピッピさんのライブにワシはワクワクしていた。
ワシがガキの時代80年代初頭にピッピさんソロライブを目の前でみてから30数年ぶりに
会えるのだ。
 
熱くなる気持ちを抑えワシはピッピさんのステージが始まるのをじっと待っていた。

(続く)