今回は、自社発注車の富士重工業製新7Eボディーを架装した日産ディーゼルUA(ノンステップ車)を掲載します。近江鉄道は2000年ごろからバリアフリー化に力を入れ、2000年には初のノンステップ車としていすゞキュービック、翌年にはいすゞエルガType-Bを自社発注で導入しました。(いずれも未撮影)
その後、2003年に今回掲載する新7Eボディーの日産ディーゼルUAを導入しています。このUAはフルノンステップ車ではなく、中扉付近までをノンステップ化して後部はワンステップ車と同じ構造になっている「Gタイプ」と呼ばれる車両です。富士重工業がバス車体架装事業から撤退する直前に製造された貴重な車両たちです。
(滋賀200 か255)
形式:KL-UA452KAN改 近江鉄道あやめ営業所所属 撮影場所:守山駅前
(滋賀200 か256)
形式:KL-UA452KAN改 近江鉄道あやめ営業所所属 撮影場所:野洲駅前
(滋賀200 か258)
形式:KL-UA452KAN改 近江鉄道あやめ営業所所属 撮影場所:守山駅前
2003年に255~258号車の4台があやめ営業所に導入されました。銀サッシを採用した側窓が大きな特徴です。このタイプの新7Eノンステップは西武バスや伊豆箱根バスでは導入されておらず、ライオンズカラーの車両は近江鉄道でしか見ることができません。導入当初から主に守山市内の路線で活躍しています。