山梨交通バス車両図鑑・1 | わさびくま日記 新別館【バス館】

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山梨県の国中地方(甲府盆地周辺)を中心にバスを運営する山梨交通の車両を掲載していきます。山梨交通とそのグループ企業は、主に甲府駅をターミナルとする甲府市内の路線を多数手掛けるほか、韮崎市、身延町、静岡県富士宮市などのローカル路線も受け持っています。
 
山梨交通はかつて、傘下にいすゞ自動車の販売会社を持つ国際興業グループだったこともあり、国際興業バスと同じくいすゞ自動車製の車両が大多数を占めています。国際興業からの移籍車も多く存在し、カラーリングが国際興業バスと同じになっているのも大きな特徴です。現在は国際興業グループを離れたものの、国際興業からの移籍車の導入と国際興業カラーの使用が続けられています。
 
今回は、自社発注車のいすゞキュービックのツーステップ車を掲載します。1990年代に導入した車両はクリーム色に紺色とワインレッドの帯が入る独自のカラーリングでした。
 
 
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C613(山梨22 あ1082)
形式:P-LV314K 山交タウンコーチ身延営業所所属(撮影当時) 撮影場所:山交タウンコーチ身延営業所(敷地外より撮影)
 
 
山梨交通で2台のみが残る1990年式のP-代のいすゞキュービックです。この車両は身延エリアで使用されており、「身延山五重塔」のラッピングが施されています。この年式の車両が現在でも残っているのは非常に貴重です。撮影当時の所属は、系列の「山交タウンコーチ」でしたが、現在は山梨交通身延営業所となっています。
 
 
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C622(山梨22 あ1131)
形式:U-LV324K 伊勢町営業所所属 撮影場所:甲府駅前
 
 
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C625(山梨22 あ1133)
形式:U-LV324K 敷島営業所所属 撮影場所:甲府駅前
 
 
C622・C625号車の2台は1991年式のいすゞキュービックです。前後扉になっているのが大きな特徴です。C625号車は富士山の世界遺産登録を記念するラッピングが施されていました。2台とも現在は廃車となっています。